3月いっぱいで日本テレビを退社する藤井貴彦アナウンサー(52)は22日、2010年3月から14年間担当した同局系の夕方の報道番組「news every.」(月~金曜午後3時50分)を卒業した。
番組の最後、この日で4年半務めた木、金曜キャスターを卒業する市來玲奈アナウンサー(28)が卒業のあいさつをする様子を聞いた藤井アナ。「いいこと言ったよ。いいこと言った」とかみしめると、コンビを組んだ鈴江奈々アナウンサー(43)から「後輩たちを見守ってきた藤井さんも今日で卒業です」と紹介を受けた。
鈴江アナから、自身と番組スタッフや出演者の思い出の写真を使って構成し、藤井アナの顔に仕立てられた「モザイクアート」を贈られると、藤井アナは「うわああ。どこに飾ったらいいですかこれ」と感無量の表情に。「家にどんと飾ってください」と話しかけられると「じっくり、どういう写真が映ってるか確認したいと思います」と、応じた。
藤井アナは「14年間、本当にありがとうございました。自分のことを言うことが、苦手だということが分かりました。いい言葉を、自分のためにつくってみようと思ったんですけど、ここ2、3日全然出てこなくて。だれかの背中を押すことしか自分にはできないのかなと。だからいっしょにいる仲間がすごくありがたかったです」と、周囲に感謝の言葉を伝えた。
藤井アナは、目をうるませながら「特に、陣内さんがいなかったら…。私は『news every.』を14年間、やれていなかったと思います」と、ともにキャスターを務めた元バドミントン選手の陣内貴美子さんにも感謝を伝え、「結婚しているわけじゃないんですけど、本当に仲良くさせてもらって…」と泣き笑いのような表情に。
最後は、藤井アナの隣で涙ぐむ陣内さんに向かって「最後にひとことお願いします」と振ると、陣内さんは「この後はアンダー23日本対マリ…」と、まさかの次の番組の紹介で、藤井アナの卒業シーンを締めくくった。
藤井アナは4月から、フリーアナウンサー有働由美子の後任として、同局系の夜の報道番組「news zero」(月~木曜午後11時、金曜午後11時半)のメインキャスターに就任する。
一方「news every.」は25日から、同局の森圭介アナウンサー(45)と鈴江アナウンサーがキャスターとなり、月、火曜キャスターを元日本ハム投手の斎藤佑樹氏(35)、水、木曜キャスターをモデル桐谷美玲(34)が務める。