日向坂新センター正源司陽子「壁を全部正面突破してもっと輝ける場所に」/各期スピーチ全文

日向坂46「5回目のひな誕祭」DAY2でパフォーマンスする正源司陽子(上山陽介氏撮影)

日向坂46の5周年ライブ「5回目のひな誕祭」の千秋楽公演が7日、横浜スタジアムで開催された。5日の齊藤京子(26)卒業コンサートからの3日間で約10万人を動員した。四期生の正源司陽子(17)が新センターに立つ新曲「君はハニーデュー」(5月8日発売)を初披露。迷いを振り切って、勝負の6年目が幕を開けた。

アンコールの「JOYFUL LOVE」終盤には、一期生の佐々木久美(28)二期生の小坂菜緒(21)三期生の高橋未来虹(20)四期生の正源司がそれぞれスピーチを行い、涙ながらにファンやメンバーにメッセージを伝えた。スピーチ全文は次の通り。

▽正源司陽子

いつも応援してくださってる皆さん、本当にありがとうございます。四期生の正源司陽子です。

私たち四期生は加入させていただいてから、だいぶ早い段階ですごく大きな場所でライブをさせていただけたり、あとはおひさまの皆さんと先輩方が築いてこられたすてきな楽曲をたくさん披露させていただいたり、いつもたくさんの番組などで輝ける場を作ってくださったりなど、すごく恵まれすぎてると思うくらいたくさん愛さてれているなといつも感じています。

そういったときにいつも私たちは、皆さまに失礼のないように、そしていただいた期待にちゃんと応えられるように精いっぱい、全部出し切るつもりでいつも頑張っているんですけど、なかなか伝わらないときがあったりとかもして、たびたびつらい思いだったり悲しい思いなどをたくさんしてきました。

それでも私たちは絶対に諦めることはないですし、くじけることもありません。これからも大好きな先輩方だったりおひさまの皆さま、そしてたくさん応援してくださっているスタッフの皆さま、全ての方に感謝しながら一生懸命、目の前にある壁を全部正面突破して、もっともっと輝ける場所に皆さんと行きたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします。

▽高橋未来虹

本日は会場に足を運んでいただき、配信をご覧いただきほんとうにありがとうございました。昨年に続きこの横浜スタジアムという大きなステージに立てること、そして皆さんと5周年をお祝いできること、心からうれしく思うと同時に卒業コンサートを含め3日間やりとげるというのは、今の日向坂にとってはすごく大きな挑戦だったと思います。

普段みんななかなか口には出さないけど、いろんな思いを抱えながらこの5周年を迎え、日向坂の未来って明るいなって証明できるようなライブにしたいと、今日に臨みました。

私たちはいつまでも、皆さんが毎日何かを頑張れる理由でいたいです。どうか離れないで、これからの日向坂46に期待していてください。これからも応援よろしくお願いします。

▽小坂菜緒

皆さん本日は本当にありがとうございます。私たち日向坂46は、今年3月27日にデビュー5周年を迎えました。

5周年と言葉でいえば長いけど、私たちが体感した時間っていうのは本当にあっという間で、一期生、二期生、ひなのからスタートしたこの日向坂46は今、三期生3人、そして四期生を迎えてここまで大きなグループになりました。

これから日向坂46が進んでいく道は安全な道もあれば、もしかしたら少し険しい道もあるかもしれません。それでも私たち日向坂46はしっかりと歩を進め、立ち続けていたいなと思います。

そしてこのライブはおひさまの皆さんの思いと、私たち日向坂46のおひさまを思う気持ちが重なり合うことで完成すると、私は感じています。

この思いがあればいつだってすてきな景色が見られると思うし、今私たちが見ているこの景色は初めから当たり前にあったものではありませんでした。だからこそ、今ここにいる皆さんにはたくさん笑顔になって帰ってほしいし、これからも日向坂を好きといってほしいなと思っています。

私たちにこれからどんな未来が待ち受けていようと、必ず皆さんを導いて楽しい時間を、そしてこのライブの時だけでもすてきな瞬間を皆さんの心にとどめておけるように、これからも精いっぱい頑張っていきたいと思っています。

ライブというのは、今この瞬間にしかない唯一のものだと思っています。同じものは存在しないと私は感じています。これからも日向坂46の応援を、どうぞよろしくお願いします。

▽佐々木久美

おひさまの皆さん、皆さんがいてくれたおかげで日向坂はこうして5歳の誕生日を迎えることができました。いつもありがとうって言葉をたくさん言うんですけど、伝わってるのかなって不安になるくらい私たちの心の中には感謝の気持ちが本当に本当にあふれています。

日向坂46はたくさんの夢を持っています。個人の夢だったりグループの夢だったり、自分たちには大きすぎる夢も持っています。

夢を持つことは、時には無理だって言われたり笑われたり、そんな時もあるかもしれません。でも私たちは自分たちのことを信じています。そしておひさまの皆さんも私たちのことを信じていてくれるんだなっていつも感じています。だから夢を見続けられます。

今の日向坂46にもう迷いはありません。皆で手をつないで、横一列になって、これからもずっと歩き続けていきます。そしておひさまの皆さんと一緒に大きな夢をたくさんたくさんかなえていきたいです。

そんな未来が絶対に待っていると信じて、これからも日向坂46は歩み続けていきます。いろんなことが私たちには待ち受けているかもしれないけど、こんなにたくさんのおひさま、ここだけじゃないたくさんのおひさまがいるんだっていうのがいつも私たちの原動力です。

おひさまの原動力に私たちもなれていたらいいなと思います。自分たちのことを信じて、おひさまのことを信じて、これからも日向坂46は歩み続けます。6年目からの日向坂46もどうぞよろしくお願いします。