92歳の詩人・谷川俊太郎が「生きてる」意味を問う「1度でも考えたことがある人に」新刊発売

谷川俊太郎

92歳の詩人・谷川俊太郎の書籍「生きてるってどういうこと?」が10日、光文社から発売される。今作は詩人谷川とイラストレーター・宮内ヨシオの共演が実現した。

「生きる力」や「幸せ」についてうたった谷川のことばに、動物や植物たちの生命力を強く美しくそして精緻に描いた宮内ヨシオの透明水彩のイラストを合わせ、生命そのものが持つエネルギーを感じられる本になっている。そして、このテーマに共感した黒柳徹子が帯コメントを寄せている。

発売に先駆け、昨年12月に92歳の誕生日を迎えた谷川がコメントを寄せた。

▽谷川コメント

『生きているってどういうこと?』と、一度でも考えたことがある人に、この書籍を手に取って欲しい。物心ついてから、ずっと自分自身に問いかけてきたことをみなさんと分かち合っていきたいと思った。

生きているうちは「生きる」がどういうことかはなかなかわからない。死んでから答えが見つかるんじゃないかなと思います。

疲労も失望も絶望も、豊かな「生きていること」の部分です。そこに生きるエネルギーが常に隠れています。

▼谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)1931年(昭6)12月15日、東京都生まれ。詩人。1952年「二十億光年の孤独」でデビュー。「マザー・グースのうた」で日本翻訳文化賞を受賞。その後、数多くの賞を受賞する。詩作のほか、「ピーナッツ」の翻訳や、絵本、童話、脚本、作詞などさまざまな分野で活躍。近著に「虚空へ」(新潮社)がある。