「親いなくなって」武井壮の投稿に反響 松井珠理奈も生い立ち明かし「幸せそうな家族見ると…」

武井壮(2022年撮影)

タレント武井壮(50)が16日までにX(旧ツイッター)を更新。複雑な家庭環境で育った幼少期についてつづり、反響を呼んでいる。

武井は幼いころに両親が離婚し、家を出た母だけでなく父とも離れて暮らさなければならなくなった過去を明かしている。15日の投稿では、「小学生の頃、親がいなくなって一番大変だったのは、毎日洗濯や掃除をすることより、その日のご飯をどうするか考える事だった。最初はなんかスーパーとかで色々買い物しようとか考えたけど、途中から面倒になって『そぼろご飯』だけでいいや、となった。1キロとかの挽肉だけ買って、醤油とみりんと砂糖で味付けして全部そぼろにしとく、それを毎日少しずつ温めて食べていた。色んなご飯を諦めた瞬間だった」と当時を振り返るとともに、「戻りたくないけど、自分を自分で育てた忘れられない時間だ。全国の片親や親と暮らせない子供が諦めず、道を外れず生きて欲しいなと思う。がんばれよ」と同じ境遇にある子どもたちにエールを送った。

この投稿は16日午後2時現在までに約390万回表示されるなど話題に。元SKE48のタレント松井珠理奈(27)も自身のXで「昨日読んで泣きました」と言及した。

松井は「実は、幸せそうな家族を見るといつも胸がキュッとなっていました。小学生の頃、お母さんが一人でお仕事大変だから私も働いて少しでも助けられたらと思ったんです」と、母子家庭で育った幼少期を明かすとともに、「あの頃、普通にパパとママと暮らしていたら私はこの世界に入っていなかったかもしれません。寂しさや悲しさ、悔しさは、バネになる」と芸能界を目指すきっかけになったことを振り返り、「今こうして活動ができて、自分も幸せだしなにより応援してくれるみんなの元気の源になれて本当に嬉しい!!」とつづった。

続けて「最後に幸せだな。よかったな。と思えればそれでいい。日常の小さなことでも幸せに感じられる人になることが大切だなと最近気がつきました ご飯が食べれて、温かいお風呂に入れて、お布団で眠れて、こうして今を生きていることが幸せです」と現在の心境をつづり、「私も何度倒れても、心折れても立ち上がって元気に活動してみんなに勇気を届けられたらいいな そしていつか、楽しい家庭を築きたいとこの歳になるとよく思います ファンクラブの名前も『JURINA Family』にしたのは、実はこういう理由もあるんだよね」と前向きな思いを記した。