Kis-My-Ft2宮田俊哉(35)が24日、東京・アニメイト池袋本店で一日店長を務め、自身の作家デビュー作であるライトノベル「境界のメロディ」の刊行記念記者会見を行った。
水色のスーツ姿で登場し、司会者からサプライズで発売前重版が決まったことを伝えられた。「ええええ!? 本当に初めて聞いたんですけど」と戸惑いつつ、「ありがとうございます。『境界のメロディ』を書かせていただいて、今日作家としてデビューさせていただきました」と笑顔であいさつ。「やった。ありがとうございます」と喜びをかみしめた。
作家デビューの経緯について「ずっとアニメを作りたいといろんなところで言っていたんですけど、事務所とも話して、じゃあ原作が必要なんじゃないかということになって。原作、本を書くってことか夢をかなえるためには必要と思いました」と明かした。「本業のアイドル活動をしながら本を書く作業は、時間にも限りがありますし大変でした」と振り返った。
「境界のメロディ」は音楽をテーマに2人の少年の青春と命の輝きを描いた作品。メジャーデビュー目前で相方のカイを事故で亡くしたキョウスケは無気力に生きていたが、2年後突然現れたカイに説得され再び音楽と向き合っていく、という物語だ。
「どういう物語を作りたいか考えたとき、最終的に笑って泣ける作品が個人的には好きなので。アイドルとして二十数年間音楽がそばにあったりしたので、若者に音楽を奏でてほしいなと思って」と解説。「きっと、自分の魂がいろんなところにちりばめられているんじゃないかと思います」と伝えた。
物語を書き終え、脱稿を迎えて解放感にひたる瞬間のショットも公開した。「構想から3年間かかって原稿を作り上げたので。そりゃいい表情しますよ」と笑顔。「家に帰ってから、缶ビールをイッキ(飲み)した記憶があります。やったー、みたいな」と述懐した。
所属事務所先輩のNEWS加藤シゲアキ(36)が12年に小説家デビューし、直木賞候補となる中、新たなアイドル作家が誕生した。宮田は「本を書くって本当に大変なんですけど、でも思い返すと楽しかったなって思います。またこういう作業もしたい」と意欲を示した。「もし続きが読みたいって方がいらっしゃったら、『2』だったり、スピンオフだったり、って可能性はあるのかなと思って思います」と話した。