市原隼人(37)が24日、東京・池袋HUMAXシネマズで行われた主演映画「おいしい給食 Road to イカメシ」(綾部真弥監督)初日舞台あいさつで、大原優乃(24)とのラブ? シーンで「イナバウアーをしていました」と振り返った。
「おいしい給食」は、1980年代の中学校が舞台。市原演じる、生徒に厳格接する一方で母の作る食事がまずく頭の中に給食のことしかない、給食絶対主義者の教師・甘利田幸男の給食との向き合いと、給食好きの生徒とのバトルを描く。19年10月期に連続ドラマが全10話放送されると、20年3月に映画「劇場版 おいしい給食 Final Battle」が公開。21年10月期には連続ドラマ2年ぶりの続編「-season2」が放送され、22年5月には2本目の映画「劇場版 おいしい給食 卒業」が公開と、市原にとって主演作では初のシリーズ化作品となった。
今回の映画に先立って、23年10月9日のテレビ神奈川を皮切りに放送されたドラマ「おいしい給食 セアソン3」は、北海道・函館の忍川中学校に赴任した甘利田が、田澤泰粋(15)が演じた粒来ケンと給食をおいしく食べる、その一点に知恵を絞り、火花を散らせる給食バトルを展開する。大原は帰国生の英語教師・比留川愛を演じ、甘利田と互いのことを意識し、接近する恋模様も映画の見どころだ。
劇中で展開されるラブロマンスについて聞かれると、大原は「王道のラブシーンとは違う意味で体を張りました。(ドラマで甘利田に)顔を近づけられるシーンで一歩、離れてしまう距離感。映画では違った距離感を感じてもらえれば」と振り返った。
市原は「(大原の)言うとおり、体を張って挑みました。ト書きに書いていないんですけど…イナバウアーをしていました。原作も何もない、唯一無二の世界観を作ることができた強みだと思っています」と胸を張った。
坂爪勲校長を演じた小堺一機(68)は「とても重要なところに僕は2回いる。うらやましいな、幸せになって欲しい。純愛というか…お互いに好きと岩に明戸分かり合えるのを、フィルムではなく、側で見た。結構な距離感。すごいなと」と熱っぽく語り、振り返った。
◆「おいしい給食 Road to イカメシ」 1989年(平元)冬。中学教師・甘利田幸男(市原隼人)は北の地に降り立った。隠し持った真の目的は、イカメシを味わうこと。だが赴任から1年以上経つもイカメシが献立に登場することはない。相変わらず給食のために学校へ行き、食のライバル粒来ケン(田澤泰粋)と毎日密かにしのぎを削っている。一方、新米教師の比留川愛(大原優乃)は甘利田に憧れを抱き、近くにいたいと願っていた。ある日、忍川中学が給食完食のモデル校に選定される。忍川町では町長選挙を前にして、政治利用に使われようとしていた。不穏な空気を察知した甘利田は、おいしい給食を守るために立ち上がる。そんな中、イカメシとの頂上決戦の幕が上がろうとしていた。