松山千春、全国ツアー東京公演で能登半島地震被災者に黙礼「我々でできることがあれば」

松山千春コンサートツアー2024「友よ」東京公演で歌う松山千春

フォークシンガー松山千春(68)が24日、全国ツアー「友よ」東京・国際フォーラムホール公演を行った。

84枚目となる新シングル「友よ」を引っさげて、4月4日の神奈川・鎌倉芸術館大ホールを皮切りに、6月27日の地元北海道・札幌カナモトホール公演まで、全国24会場25公演を駆け抜ける。

オープニングは大ヒット曲「季節の中で」。同曲歌唱後、能登半島地震の被災者、中でも亡くなった方に対して「悔しかっただろな。何も悪いことをしたわけでもないのにな」と気遣うと、会場に黙礼を呼びかけた。「復興まで2~3年どころか10年の時間が必要かもしれないけど、我々でできることがあれば力になりたい」と訴えると、会場は大きな拍手に包まれた。

2曲目に「君を忘れない」を披露すると「ここからはいつもコンサートだ」と呼びかけた。初来場者の確認をすると「お前ら今まで何をやっていたんだ」と叱咤(しった)。「今日が最後とか思って来たのか?」と千春節でまくしたて「俺は長生きするからな。70、80、90になって不整脈で医者に止められても歌うぞ!」と宣言した。

時事ネタMCもコンサートの魅力の1つだが、2部では政治献金問題について持論を展開。「応援してくれる個人、団体、業者から献金を受けるということがどういうことなのかをゼロから考えれば、おのずと答えが出るはずだ」とし「その方が話が早いし、国民も分かりやすいんじゃないかな」と話した。

2部終わりには「みんな今日までいろんな困難を乗り越えて来た。明日から新たな困難がやって来るけど、今日まで乗り越えられたのだから必ず乗り越えられるはず」とし「俺もいろんな困難を乗り越えて、秋にはまたこのステージに立ちますから!」とエールを送った。

だが、アンコールで登場すると「秋には国際フォーラムが改修中なんだって。マネジャーに怒られたよ。でも、必ず帰って来るから!」と“訂正”し、笑いを誘っていた。

この日、途中休憩を挟む2部構成の約2時間半で最新曲「友よ」や「銀の雨」「長い夜」「大空と大地の中で」など全18曲を披露。満員御礼となった5000人を、その歌声とトークで魅了した。