コナン加藤清史郎、ラナ影山優佳「大好きより尊敬の念」舞台「未来少年コナン」公開ゲネプロ

舞台「未来少年コナン」ゲネプロ前に出演者あいさつを行ったキャスト陣。左から宮尾俊太郎、門脇麦、成河、椎名桔平、加藤清史郎、今井朋彦、影山優佳

加藤清史郎(22)元日向坂46影山優佳(23)らが27日都内で、舞台「未来少年コナン」(28日~6月16日、東京芸術劇場プレイハウス)のゲネプロを行った。ゲネプロ前には出演者あいさつが行われ、加藤ら7人が役衣装で出席し、意気込みや見どころを語った。

物語は宮崎駿監督が手がけ、78年に放送されたアニメの舞台化で、地殻変動で文明が滅びた後の世界を描く。主人公コナンを加藤、ヒロインのラナを影山、コナンの相棒となるジムシーを成河(43)有能な行政局員のモンスリーを門脇麦(31)、船長ダイスを宮尾俊太郎(40)、独裁者レプカを今井朋彦(56)、コナンの育ての親おじいとラオ博士の2役を椎名桔平(59)が演じる。

加藤は、日本アニメーションの“宝”とも言える一作の舞台化に感慨。「舞台化するなら、どうしていくことが面白いのか、美しいのかを追い求めながら今日に至りました」と稽古期間を振り返った。本番を翌日に控え「コナンいう少年には、大好きというより最近はものすごく尊敬の念が勝っていて。コナンだからこそ言える言葉だなと感じることが多いなと感じます」とし「いつかどこかで『未来少年コナン』でこう言ってたなって、皆さんのどこかで生き続けてもらえたら」と願った。ヒロインのラナを演じる影山は、「強くてはかなくて芯のある子」という役柄に、演じる中で自身も支えられたという。「今度は客席から見てくださっている皆さまが『明日ももうちょっと頑張ってみようかな』と生きる希望を持って帰ってもらえるように、そんなラナでありたい」と意気込んだ。

今作はミュージカル「100万回生きたねこ」や「ねじまき鳥クロニクル」などを手がけるインバル・ピント、世界的振付家マギー・マランの子息ダビッド・マンブッフが演出を担う。インバル作品の出演経験がある門脇は「お話がシンプルなので、具体的な物を抽象的に、より物語が豊かに、見てくださる方の感性が引き出されていくような作りになっていると思います」と解説。「インバルらしい超絶キュートなシーンがいっぱいある。いつも同じこと言っちゃうんですけど、自分が出ているシーンも正面から見たいなって思うほど美しい舞台になっているので、多くの人に見てもらえたら」と熱弁した。

宮尾は「他の舞台と圧倒的に違うのはこのヒゲ」と、チャームポイントの長い付けヒゲをアピール。「いろんなキャリアを持ってきた俳優が、生き生きとこのキャラクターを演じた時にきっとお客さまが見たことのない想像できない舞台になると思います」と今カンパニーならではの魅力を挙げた。

「未来少年コナン」は40年以上前の作品だが、椎名は現代につながる作品のメッセージ性を投げかけた。「今の時代を予見していたかのような、世界で起こっている紛争、自然災害とかが物語に込められている。そういったメッセージ性を受け取って、この作品に込められるんじゃないかと思ってやってきました。そういうところも注目してもらいたい」と呼びかけた。