うつ病公表の人気ミュージシャン、ライブ後に「一日中寝たきり」も前向きな思いつづる

サカナクションの山口一郎(2021年10月撮影)

うつ病を公表したロックバンド、サカナクションのボーカル&ギター、山口一郎(43)が3日、インスタグラムを更新。病と向き合う思いをつづった。

同バンドは現在、2年ぶりの全国アリーナツアー中で、5月後半は宮城公演、北海道公演、大阪公演を実施したが、この3カ所での公演はステージ復帰から間もない山口にとって「このツアーの二つ目の難所だった」といい、「それぞれの公演までの期間が短く、この病気を患いながらそれらを無事乗り切れるか非常に不安だった」と振り返った。

「結果をいうと無事乗り切れたのだが、今日揺り戻しの為一日中寝たきりとなってしまった」とライブ後にダウンしたことを明かしつつも、「でも良しとする。このツアーを終え、次のツアーはこのスケジュールでライブを行なっても乗り切れることがわかったから。そして油断して無理をするとまた倒れてしまう事もわかったし」と肯定的に受け止めた。

「二十歳のころ、自分はミュージシャンになると信じきっていた。自信もあったし、体力も精神力もあった。でも今の自分は、体力も精神力もあの頃に比べて摩耗していると思う」と客観視した上で、「しかし、心は研磨され、先の尖った鉛筆で、ミュージシャンとしての自分の物語を筆圧強く書き続けているという確信がある。今がまさに何度目かの人生のシャッターチャンスだ」と前向きな思いをつづった。

山口はうつ病による体調不良で22年7月から療養していたが、今年1月にステージ復帰を果たした。5月5日にNHKスペシャル「山口一郎“うつ”と生きる~サカナクション 復活への日々~」が放送され、再起を期す姿などが伝えられ話題となった。