在米17年の国際弁護士、吉田大氏が5日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)にリモート生出演。ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺などの罪に問われている水原一平被告(39)が罪を認め、今後の弁済について解説した。
番組では水原被告の約30億円にわたる弁済額をフリップで説明した。大谷の口座から不正に入手した約26億円と、財務省に支払う約3億8000万円分ある。内訳は追加徴税約1億9000万円(虚偽の納税申告)と銀行詐欺の罰金約1億5000万円と虚偽申告の罰金約4000万円。
吉田氏は「今回、和解文書の中に大谷選手への弁済が入ってます。よって、今後の量刑の中で高い確率で、大谷選手への弁済が含まれることになります」と語った。
続けて「恐らくこのまま判決になると思います。そうすることによって、大谷選手としたら別途、裁判を起こさなくても済む、というふうになります」と語った。
米国では「犯罪被害者の権利法」の見地から今後、大谷サイドから「犯罪被害の影響に関する声明」を出す可能性についても言及した。「今回見ていても、司法当局と弁護士、この2者の間でどんどん話が進んでしまっている。お金が流出してしまった大谷選手の心情はどうなるんだっていうことで、要所要所で犯罪被害者の声を直接量刑を決める裁判官に届けよう、というのを制度化しているが、権利であって義務ではありません」と語った。
続けて「この権利を行使するというところで、大谷選手としては、裁判所に対してこんなにつらい思いをしたので、より量刑を決める際には、重い方に考えてくださいという意図がある可能性はあると思います」と解説。同文書について「原則、公開されるものではない。素直に個人の思いを裁判官に伝えてほしいというのがこの制度の趣旨です」と語った。
MLBは4日(日本時間5日)、水原被告が有罪を認めたことを受け、大谷と水原被告にからむ違法賭博問題の調査を終了したことを発表。文書で「これまで明らかになっている連邦捜査機関の徹底的な捜査の内容と、MLBが集めた情報、そして司法の手続きにより事件が解決に至っていることを吟味した結果、ショウヘイ・オオタニは詐欺の被害者とみなし、本件の調査を終了した」と声明を発表した。