吉本興業は7日、ダウンタウン松本人志(60)企画・プロデュースのAmazonプライムビデオのオリジナル番組「FREEZE(フリーズ)」が、ポルトガルの最大手テレビ局TVIに販売され、6月8日からポルトガル版放送開始されることを受け、松本のコメントを発表した。松本は23年末に「週刊文春」に自身の性行為強要疑惑を報じられて真偽を明らかにする裁判に注力するために今年1月から活動休止しており、それ以降に吉本からコメントを発表するのは初となる。
松本は「『ドキュメンタル』に続き自分の笑いが世界に拡がっていくことはうれしいです。どんな出来になっているのかとても楽しみです。是非ご覧ください」とした。ポルトガル版の制作決定は海外販売成功事例第1弾として5月30日に発表されており、同国の俳優ペドロ・テイシェイラ(43)が司会者を務め、毎週土曜日のゴールデンタイムに放送されるという。松本にとっては、これが休業後、初の仕事に関する発表となっていた。
「FREEZE」は18年9月に配信がスタートし、2シーズン配信された。「氷の塔」に集結した15人の参加者に必要なスキルは一切なく、課せられた唯一のルール「動いてはいけない」のもと、フリーズの合図とともに氷のように固まり、目の前で起こる全ての出来事に微動だにせず耐える。耐え抜けば優勝し、賞金100万円をゲットできる企画。21年1月には第25回アジア・テレビジョン・アワードで、オリジナルデジタルエンターテインメントプログラム部門最優秀賞を受賞した。その際、松本はツイッター(現X)に「どんなもんだい」と投稿していた。
松本の企画・プロデュース作では「ドキュメンタル(英語名 LOL:Last One Laughing)」も世界約20カ国でフォーマット展開されており、特にヨーロッパ市場では日本コンテンツのフォーマット獲得が拡大しているという。
松本は休業後、「週刊文春」を発行する文藝春秋ほか1名を被告として約5・5億円の損害賠償請求等訴訟を起こし、3月28日に口頭弁論を実施。6月5日にはオンラインで非公開で弁論準備も行われたが、裁判ではまだ姿を見せず。同5日に取材対応した代理人の田代政弘弁護士は松本の最近の様子について「最近も会いました。変わりません。元気ですよ」と話していた。