ふかわりょう「僕の中では根底でつながっています」テレビも文章もラジオも地続き/連載

芸能生活をふり返るとともに今後の抱負を語るふかわりょう(撮影・中島郁夫)

<いざ大航海へ!>

タレントふかわりょう(50)の芸歴30年を振り返る連載「いざ大航海へ!」最終回は、これからの自身について聞きました。【望月千草】

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ふかわと言えばジャンルを超えた活躍。“マルチ”な才能と表現されることも多いが、本人としては「地続き」という。自身を「アプリが常に20個くらい起動している感じ」と表現した。「僕の中では根底でつながっています。テレビ、文章、ラジオ、抽出される物はそれぞれ違うかも知れないけど原液は1つ」。

自身の中にふつふつと湧き出る思いを形にするうちに“マルチ”と表現されるようになった。「テレビとはいえ言葉の戦い。言葉に対する感度とかどんどんセンシティブになっていって、複合的に渦が形成されて小説を書こう、エッセー集を出そうってなる。時代の価値観に何かふに落ちないものがあるとか、違和感を覚えたりすることが原動力」と源泉を明かした。

自身の芸能活動を「航海」と例えるが、40年目に向けてたどり着きたい“未踏”の場所はあるのか。「40年目に向けて…という感じでもない。60歳の時に壊れたいということもない」とニュートラル。ただ「楽しむしかないです」とだけ断言した。「うその自分で生き残るより、本当の自分で野垂れ死んだ方が良いと思うタイプなんです。ナチュラルに自分の価値観で勝負して、野垂れ死んだらそれでいい」。ただよいながらペースを崩さない。息の長さの秘訣(ひけつ)はそこにあるのかもしれない。(おわり)

◆ふかわりょう 1974年(昭49)8月19日生まれ、横浜市出身。慶大経済学部卒業。大学在学中の94年8月にデビュー。長髪にヘアバンドの独特なスタイルで行う「小心者克服講座」でブレーク。12年4月からTOKYO MX「5時に夢中!」で9年間、21年4月から同局「バラいろダンディ」のMCを務める。幼い頃から音楽に親しみ「ROCKETMAN」名義でDJなど音楽活動を行うほか、エッセイストとして執筆活動も行っている。

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