フジ水10「今これまでにない」広瀬アリスに注目「全領域異常解決室」作品Pがドンピシャ起用

フジテレビ「全領域異常解決室」の完成披露舞台あいさつを行った広瀬アリス(2024年10月撮影)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

現在放送中のフジテレビ系「全領域異常解決室」(毎週水曜午後10時)に出演中の広瀬アリス(29)にあらためて注目だ。劇中では、藤原竜也演じる超常現象のスペシャリスト興玉雅とバディを組み、事件の解決に奔走する警察官・雨野小夢を演じている。

ドラマの脚本は、多数のヒット作を手がけた黒岩勉氏。今月9日に放送が開始したばかりだが、現代事件×神隠し、シャドーマンといった“不可解な異常事件”という風変わりな物語は早くも好評を呼んでいる。 放送に先立ち、広瀬にインタビューする機会に恵まれた。合わせて、同作の大野公紀プロデューサーに話を聞いたが「今まで見たことのないような広瀬さんになっていくと思ってもらえたら」と期待を高めるひと言があった。

大野氏は、作品の企画を立ち上げた頃から広瀬の起用を思い描いていたという。「広瀬さんにお願いした一つの理由は彼女の持つ共感性だったり、飾らない自然体の魅力がこの役柄に必要だと思いました」と、おなじみの気取らない空気感によるところも大きい。重ねて「コメディーも繊細な演技もすごく好きお上手。演じて頂く上ですごく必要な根幹になると思いました」と演技力も信頼。これ以上ないと言っても過言ではないハマったキャスティングとなった。

広瀬が演じる「雨野小夢」はオカルト否定派で、超常現象の存在を信じる周囲に困惑しながらも事件解決に奔走していく。比較的、視聴者目線に近いマジョリティーな立場の役柄だ。「ミステリーものでバディー系だと変人な男性と女性が振り回される設定がよくあります。(『全領域-』も)1話だとそう見えるかもですが」とした上で「物語全体を通じて考えていることは、29歳女性の広瀬さんの等身大な感じで演じて頂ける様なキャラクターにしたいなと考えています」。

コメディーエンヌのイメージが強い広瀬だが、近年はそれとは異なる作風への出演も続く。大野氏の起用による“化学反応”で、「今までにない」広瀬の演技と横顔を楽しみに視聴したい。【望月千草】