BS松竹東急で放送中の「うちの会社の小さい先輩の話」(水曜午後11時)で連続ドラマ初主演を果たしたアイドルグループ、#2i2(ニーニ)の十味(26)がこのほど日刊スポーツの取材に応じ、終盤へ向かう作品の見どころや自身の活動について語った。
ドラマは同名人気漫画原作で、同じ会社で働く共に恋愛経験ナシの女性先輩社員、片瀬詩織里と後輩男性社員、篠崎拓馬のラブコメディー。十味は片瀬役を熱演中で「細かいところおまで面白さが詰まっていますし、ほんわかした気持ちで見られる作品です。最後の展開にも注目ですし、私が演じる詩織里の“甘ハラ”がかわいいなと思ってもらえたらうれしいです」とPRした。
甘ハラとは甘すぎるハラスメントの略で、篠崎役の元ENJIN瀧澤翼(22)を相手に距離感近めで常に気にかけてお世話する様子を表した造語。ドラマの反響について十味は「『想像を超えた』と言ってもらえることもあってうれしかったです」と喜び「キャストの方もいい人が多くて、普段私は人見知りであまり話せないんですけど、今回は話せました。今まで演じたのはわりと内気な役とかサイコパスな役とかが多くて、今回は先輩役だったのでフレンドリーになれたのかな」と振り返った。
作中では詩織里と拓馬の2人が個室サウナ店に向かう第4話で水着姿を披露するなど、十味自身も「ちょっとエッチな」と語るシーンも話題となった。普段はグラビアなどでも活躍しているが「映像では全てに気を配ることはなかなか難しいので、すごく緊張しました。恥ずかしかった~」と照れながら振り返った。後半の展開については「演出もバグってきたりする」と表現し「原作にはないオリジナルの展開もありますし、最後はやばい展開もあるので。見逃さないでください」と呼びかけた。
23年には映画で初主演を務めるなど仕事の幅も広がってきている。演技の仕事については「最初は苦手意識がありました」というが、出演を重ねるごとに課題を見つけ改善していく作業に楽しさを見いだせるようになり、今では前向きにとらえている。今作では149センチの身長が役にハマっており「小さいことが武器になることもあるのかなと思えましたし、そうした機会があるなら今後も生かしていきたいなと思っています」と力を込めた。
2025年について聞くと「いろいろな環境が変わる1年になるのかなと思っています」と口にした。アイドル活動の方向性や、個人活動についても常に思いをめぐらせているといい、「人生は1度だけなので、私はいろんな経験がしたいと思っています。個人で言うとまだやったことない声優のお仕事とかですね。アニメを見ることが好きで、今放送している医療ミステリーの『天久鷹央の推理カルテ』という作品の主人公も小柄だけど医師として事件を解決したりしていて、そういう役とかがあったらできるのかなと思ったりもしています」。
もうひとつの目標は2020年以来の2度目の写真集発売だという。この数年でも雑誌の表紙グラビアを飾る機会も増えており、「前回は20歳くらいの頃だったので、今のタイミングでもう1度出したいなと。『出そう』と思ってもらえるように頑張りたいですし、そういうところに刺さる人になれたらいいなと思います」と意気込んだ。
私生活については「最近、家をきれいにしました」と明かした。これまでは家具なども含め「学習机みたいなものがまだ置いてあったり」とインテリアに統一感がなかったというが、「いらないものは捨てました」とついに断捨離。「きれいになると片付けもするようになりましたし、いい状態です」とうなずいた。
今作では年下男子を相手に熱演しているが、普段の自身は「年下男子は考えたことがなかった」といい「引っ張って何かを決めたりするのがあんまり得意じゃないかも。私は年上派かな~。『これくらいなら許してくれるかな』って相手の反応を見ながらワガママ言うかも」と笑った。【松尾幸之介】
◆十味(とーみ) 1999年(平11)2月8日生まれ、長野県出身。アイドルグループ、#2i2(ニーニ)のメンバー。23年4月初主演映画「放課後アングラーライフ」公開。芸名由来は地元の東御市から。グラビアでも活躍中。趣味はアニメ鑑賞。座右の銘は「楽しめたらいちばん強い」。149センチ。