堀江貴文×フジ清水社長「のだめカンタービレ」すごみに共感 時間に比例し熱高まった対談 

左からフジテレビ清水賢治社長、江端浩人教授、堀江貴文氏

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

先日、フジテレビ清水賢治社長(64)と実業家の堀江貴文(52)が、都内のiU情報経営イノベーション専門職大学の特別授業にゲスト登壇した。

授業はメディア、コンテンツ、サブスクリプションビジネス、生成AIの4つのキーワードを中心に展開された。両者が自身の経験談や豊富な知識を生かして意見を交わし合い、終始互いの話に興味深そうに傾聴していたように映った。

「コンテンツ」をテーマとしたトークパートでは、日本がキャラクタービジネスに強い理由に考察。堀江氏は、優秀なクリエーターは漫画業界に多いと語り、次第にテレビのコンテンツにも話が広がった。近年のテレビドラマは人気漫画が原作であることも珍しくない。堀江氏はフジテレビ系でドラマ化され、大ヒットを記録した二ノ宮知子氏の人気漫画「のだめカンタービレ」を例に挙げて語った。「ピアノを深掘りしすぎていて右に出るものがいない。あれ、すごくないですか?」と絶賛しながら清水社長に投げかけると、清水社長も「クラシックをエンターテインメントにしたね。キャラクター作りがうまいしね」と強く共感。重ねて「30年くらい前からそうだと思うんですが、漫画をドラマってかなり反対されたんです」と当時について明かすと、堀江氏は「反対されたんですか?」と前のめりに食い付いた。

清水社長も堀江氏の熱意に応じるように「そんな中でも『ショムニ』とか大当たりしたのが出たりして、いつの間にか出てくる企画書が漫画になった」と振り返り、堀江氏も「それはテレビ業界の人が漫画のクリエーターの才能に気付いたからですよね」と述べた。時間に比例し、互いの言葉の熱は高まっていくように見えた。

今回の対談は、同大学の江端浩人教授と両者に縁があったことから実現した。授業では堀江氏がフジテレビで番組を持つ可能性について問う学生もいた。清水社長は「堀江さんの才能と能力は必要なものだと思っているので、そういう機会があれば良いなと思っています」と語るにとどまった。対談は両者にとって潮流となるのだろうか、興味深く感じた時間だった。【望月千草】