「華麗なる一族」出身の松岡修造の曽祖父は超敏腕実業家、日本初の住宅ローンに駅直結型百貨店

松岡修造(2025年7月撮影)

NHK「ファミリーヒストリー」が18日、放送された。元プロテニスプレーヤーの松岡修造(57)のルーツに迫った。

曽祖父の小林一三氏は阪急東宝グループ創業者。山梨で生まれた一三さんは母と生後半年で死別。母の愛に飢えていた幼少期で、文学青年だったという。その後、慶大卒業後、大阪の三井銀行(当時)に入行。結婚後、生まれた辰郎さんが松岡にとっての祖父にあたる。

一三さんは1907年(明40)、転職して大阪「阪鶴鉄道」に入社。採算が取れないとされた箕面、宝塚方面への電車を計画。5億円の負債を追う覚悟で1910年(明43)に箕面有馬電気軌道(のちの阪急電鉄)を開業。沿線の住宅地開発にも着手した。分譲住宅の希望者には10年間の月賦で完済できる日本初の住宅ローンを開始。のちの宝塚歌劇団や、日本初となる駅直結型の阪急百貨店を立ち上げる。一三さんは「やってみなさい」をポリシーに事業を拡大。拡大路線の根底には、幼少期から欲して止まなかった家族愛があったという。

VTRを終え、松岡は「帰っていいですか…。息苦しい。僕に関係のない人だったらすごいなって(言えるけど)」とため息をついた。

そして一三さんと比較して「僕は突き進んでるように見えて、保険というか。いちかばちかって好きじゃないんですよ」と謙遜した上で、一三さんの「やってみなさい」精神をリスペクトしていた。

松岡は「華麗なる一族」出身として知られる。父の松岡功氏は第9代東宝社長。母の千波静は元宝塚歌劇団雪組男役。兄の松岡宏泰氏は東宝代表取締役社長。