水森かおりが能登半島地震の被災地・輪島でミニステージ 仮設住宅など訪問「少しでもお役に」

水森かおり(2025年撮影)

演歌歌手水森かおり(51)が22日、石川県輪島市の「輪島大祭前夜祭」でミニステージを開催した。公演前には輪島朝市や仮設住宅などを訪問した。

輪島が舞台である自身のヒット曲「輪島朝市」の縁もあり、能登半島地震後には被災地である同所を訪れ復興支援に努めてきた。

「輪島朝市」は現在、宅田町にある商業施設「ワイプラザ輪島店」の中で“出張輪島朝市”として約30店舗が営業中。「輪島大祭前夜祭」前に同所を訪問した水森は、店舗を回りながら各店主たちを激励し「皆さんがすてきな笑顔で『来てくれてありがとう!』と言ってくださり、逆にこちらが元気をいただきました」とほほ笑んだ。

さらに町野町の仮設住宅前にあるコミュニティー施設「まちのの間」では、仮設住宅で暮らす人たちが集まる中「皆さんにお会いしたくて来ました」とあいさつ。1人1人と笑顔で言葉を交わしながら「これからも皆さんに『元気になった』とか『明日からまた頑張ろう』と思っていただけるよう少しでもお役に立てたらうれしいです」と、さらなる復興支援を誓った。

1000年を超える三大朝市の1つである「輪島朝市」。朝市通り入り口に設置された自身のヒット曲「輪島朝市」の歌碑は、霊災後も無傷で建立されている。歌碑の前で「震災後、訪れるのは3回目です。1回目のときはまだ焼け焦げた匂いが残るような生々しい状態でしたが、そのお店の整理をされている方々から『かおりちゃん、来てくれてありがとう』『これで、明日から頑張れる』と言ってくださったのがいまでも心に残っています。朝市通りだけではなく、輪島市内は前回よりもまた景色が変わっていますが、これからも皆さんと一緒に前を向いていく一人でありたいなと思っています」と語った。

15年3月に輪島市塚田町からマリンタウンに移転した「輪島キリコ会館」も訪問。キリコを担ぐ人たちに出迎えられ「『輪島大祭』では、皆さん、心1つにして、けがのないように頑張ってください」とエールを送った。

ステージでは「輪島朝市」や新曲「大阪恋しずく」などを披露し、会場を大井に盛りあげた。