関西ベテラン漫才師「人生変わった」2分40秒の人気バラエティー番組出演

DAIHATSU心斎橋角座で芸歴55周年記念公演「はるかなEXPO55」に出演した海原はるか・かなた(撮影・松浦隆司)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

ベテラン漫才コンビ海原はるか・かなた(ともに77)がこのほど、DAIHATSU心斎橋角座で芸歴55周年記念公演「はるかなEXPO55」に出演した。2日間にわたって行われた記念公演は大盛況。かなたが相方の頭頂部を覆う髪を吹き飛ばす一発ギャグを披露すると、会場は大爆笑だった。公演ではブレイクのきっかけとなったテレビ出演「2分40秒」を振り返った。

1970年に「梅田トップホットシアター」で初舞台を踏んでから55年。かなたは「あの番組に出演してから180度、人生が変わった」と振り返った。

フジテレビ系の人気バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」には松竹芸能の後輩、よゐこの濱口優らが出演していた。

かなたは「彼らは、私たちの漫才なんかみていないだろうと思っていたが、舞台の陰からチラッとみていてくれたみたい」。

はるかの薄い髪をかなたが一息で「フゥ~」と吹き飛ばし、ざんばら状態になる“一髪ギャグ”ができたばかり。かなたは「番組プロデューサーに話してくれたり、深夜番組のラジオで話してくれていた」。

「めちゃ-」の出演時間は2分40秒。同番組の笑わず嫌い王決定戦に起用された結果、全国デビューした“一髪ギャグ”の反響は大きく、かなたは「よく行っていた喫茶店の女の子の見方が変わった。テレビをみてくれていた」と“めちゃ×効果”を実感した。

はるかは全国デビューに記念公演では「輝きを増すと言うか」と少し間を置いて、自らの頭頂部を見せると、会場からドッと笑いが起こった。

かなたは「2分40秒があってからこそユーポスのCMまでいった」。車買取・中古車査定「ユーポス」のCMの「フゥ~リーダイヤル」のくだりはお茶の間の話題をさらった。

今後の目標について、はるかは「80歳まであと3年。とにかく元気に頑張りたい」。ベテラン漫才師に「フゥ~」と息つく暇はない。【松浦隆司】