演歌歌手の青山新(25)が27日、観光大使を務める宮崎県椎葉村を訪れ、大使としての初仕事を行った。
絶景やパワースポットをめぐり、「日本3大秘境」の1つに数えられる同村への愛情もさらに深めた。
「椎葉村にやってきたよ!」。澄みきった青空に向かって笑顔で叫んだ。昨年11月、出演予定だった同村の「椎葉平家まつり」が台風などの影響で中止に。今年3月に村民限定のコンサートを代わりに開催した縁で、6月に観光大使に就任した。この日が2度目の訪問だが「故郷じゃないけど懐かしさがあって、また帰りたくなる場所。自然と『ただいま』が出てきました」とにっこり。棚田や樹齢約700年のいちょうを望む「大いちょう展望台」や、樹高日本一という32メートルを誇る「大久保の大ヒノキ」などを訪れ、村のプロモーションビデオの撮影を行った。「椎葉村は現実を忘れられる異世界。足を踏み入れた時点で神秘的で、第2の故郷という言葉がぴったり」とすっかり魅了されていた。
村への思いを歌に込める。10月発売予定のシングル「身勝手な女 追撃盤-TYPE 椎葉-」に、同村を歌った曲「ほろほろヤマドリ(仮)」を収録。11月の「椎葉平家まつり」にも出演が決まっており「新曲は祭りに合わせて発売する。村の皆さんに愛していただいて、僕も椎葉村への愛をもっともっと深めていきます」。愛する第2の故郷の名を、歌声とともに全国に届ける。【野見山拓樹】
◆青山新(あおやま・しん)2000年(平12)5月30日生まれ。千葉県浦安市出身。幼少期から祖母の影響で演歌や歌謡曲に親しみ、中学2年生で出場したカラオケ大会を機に作曲家水森英夫氏の門下に入る。20年にテイチクエンタテインメント創立85周年、芸映創立60周年記念アーティストとしてデビュー。今年、歌手として初めて椎葉村観光大使に就任。170センチ。血液型O。
◆椎葉村(しいばそん)宮崎県西部に位置する人口約2100人の村。壇ノ浦の戦いで敗れた平家が隠れ住んだと伝えられ、焼き畑農業や天然記念物の八村杉、重要無形文化財の椎葉神楽など、多くの伝承や地理的特性から日本3大秘境の1つに数えられる。名産はしいたけ、蜂蜜、ゆずこしょうなど。