元プロ野球選手のタレント長嶋一茂(59)が29日、金曜レギュラーコメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。27日(日本時間28日)に行われたレッズ戦に二刀流で登板し、投手として749日ぶりの白星を飾ったドジャース大谷翔平投手(31)を「『すごい』という以上の言葉を見つけたいけれど、すごいという言葉しかない」と絶賛しながら、「人間の進化ってどこまで行くんだろう」と口にした。
大谷はこの日、2度目の右肘手術から復帰後、最多となる87球を投げ、5回2安打1失点で、9奪三振をマークした。多投したカーブは全球種の26%を占め、メジャーでのキャリア97登板で最も多い球数だった。 番組では、本格的な二刀流復活を目指す大谷が、試合後に「カーブとスプリットというのは最後の段階なので、これがしっかり投げ切れれば自分の中でフルにいける自身がしっかり持てる」とコメントしたことを紹介。意識した上でのカーブ多投だったことを伝えた。
一茂は「カーブとスイーパーが、肘の靱帯(じんたい)にいちばん負担がかかる球種と思う。これが安心して投げられるようになって、今どういう状態か分からないですが、痛みがなかったり、内出血が多くなければ、また次回に向けて進化していくんでしょうし」と分析。「(大谷の投球内容で)カーブ26%というのは、手術までは聞いたことがない。何球かは見ていたんだけど、これを多投することでピッチングの組み立てもリズム良くできるようになった気がする」とも語った。
その上で「そうは言っても、肩を入れてこれまで3回手術している。満身創痍(そうい)という言葉が彼に当てはまるかどうかは分からないが、出力を出し過ぎるので肘や靱帯や骨という部分がついて行けなくなってけがをしていると言えるから、そこをまた乗り越えて、749日ぶりに勝ったというのは、とても意義があることかなと思う」と述べた。「人間の進化って、どこまで行くんだろうと。もう、そっちの方ですよね」と、けがを乗り越えてなお進化を続ける大谷に驚きを隠せず、今後への大きな期待も示した。