歌手ジュディ・オング(75)が29日、大阪市のABCホールで開幕した「第21回大阪アジアン映画祭」(9月7日まで)のオープニングセレモニーで上演された主演映画「万博追跡」(2Kレストア版)の舞台あいさつに登壇した。
登壇者を代表し、セレモニーでマイクの前に立ったジュディは、マイクの調整をするスタッフに「マイクは慣れてるから大丈夫よ」と話して和ませた。
さらに、「ご指名いただき恐縮してますが、おそらく最長老だからね」と話して観客の笑いを誘うと、「大阪で開かれるアジアン映画祭というのは大きな影響をもたらしていくんではないかと私は信じてます。これからも多くの新しい映画、若い若い若い、私もかつては若いけど、この若い人たちのパワーをどんどん紹介していただけるすばらしい映画祭をこれからも続けていただきたい」とあいさつした。
同映画は1970年大阪万博を背景に華麗なミュージカル、アクションを融合させたスペクタクル・エンターテインメント。日本ではお蔵入りとなったが、埋もれていたフィルムを台湾のTFAI国家電影及視聴文化中心が復元。レストア版は世界初上映となり、「皆さんに20歳の私に会っていただけるのをうれしく思う」と笑顔を見せた。
映画を復元したTFAIのアーサー・チュウチェアマンから「見どころはジュディさん」と紹介されると、「もう55年前だからね。あの時はまだ20歳。でもね、台湾館の1日館長をやったのよ」とにっこり。
一方で、現在開催中の2025大阪・関西万博には「昨日行ったのよ。死ぬかと思いました」。あまりの暑さに本音をこぼし爆笑をさらいながら、「1970年は近未来の社会はどうかという夢膨らむ、期待があった。今回は生命、それからいかに地球と自然と人間が共存していくか。我々の将来は今日私たちが何をするか、そういう考えをしないといけない。どれもこれもちょっと考えることがあった。自分が良ければいいではなく、お互いにどうしたら良いか、それを考える非常に良い万博でした」と話していた。