吉岡秀隆「窓際の、しょぼくれた男が分かる年齢になってきた」ドラマWで“窓際刑事”役

WOWOW連続ドラマW「夜の道標-ある容疑者を巡る記録-」完成報告会に出席した吉岡秀隆(撮影・村上幸将)

吉岡秀隆(55)が1日、都内で行われたWOWOW連続ドラマW「夜の道標-ある容疑者を巡る記録-」(14日スタート、午後10時。全5話)制作報告会で「窓際の、しょぼくれた男が分かる年齢になってきましたね」と言い、笑みを浮かべた。

「夜の道標-ある容疑者を巡る記録-」は、芦沢央氏の第76回日本推理作家協会賞受賞作を連続ドラマ化。96年に起きた殺人事件。その裏に隠された真実が胸に迫る本格社会派ミステリー。吉岡は内部告発により左遷され、旭西署・刑事課巡査部長の“窓際刑事”平良正太郎、高杉真宙(29)は平良とバディを組む巡査の大矢啓吾を演じた。2人はRADWIMPS野田洋次郎(40)が演じた、殺人事件「戸川事件」の容疑者・阿久津弦を追う役どころだ。

吉岡は、制作報告会が生配信だったこともあり「生配信…緊張します」と言いつつ「社会派の後に、ヒューマンを付けて欲しいな」とリクエストした。その上で「WOWOWのドラマはああしよう、こうしようというより、みんなで1つのテーマを勉強しようというところに重きを置いていました。どの作品もそうだと思うんですけど、感じ取って欲しい。感じたもう1歩先に踏み込んで考えて欲しいかな…WOWOWなので」と作品を評した。

そして「RADWIMPSの曲を聴いたり…ちょっと違うなと。恋してるみたい。今日、どうするんだろう…会いたい、会いたくない、という気持ちがありましたね」と、野田との共演を振り返った。この日、欠席した野田が寄せたコメントの中で「(撮影の)最終盤に、刑事と追われる逃亡犯でしたが、切磋琢磨(せっさたくま)する戦友に出会えた不思議な感覚を覚えました」と語った言葉に、うなずいた。その上で「素晴らしいコメント。感心しますよね。こういうコメントを言わなければならないと反省…本当に良い人だなと思います。死に物狂いで2人で追いかける犯人が野田さんで良かった。2人のゴール地点だった」と野田に感謝した。

トークの最後に、映画で描いた96年という時代に何をしていたのか? 趣味は? と質問が出た。吉岡は「『北の国から'98時代』の頃かな。趣味など持たずに、マイナス20度の中で芝居させられていたな」と笑いながら振り返った。高杉は「僕、2歳です。指くらい、しゃぶっていたかな? 弟が生まれたのが98年…人生の転機でしたね」と笑みを浮かべた。