松田凌「俳優を嫉妬させる俳優」と評した俳優は…?江戸川乱歩没後60周年作品の舞台あいさつ

江戸川乱歩没後60周年作品「RANPO WORLD」の完成披露舞台あいさつに登壇した松田凌(撮影・寺本吏輝)

俳優松田凌(33)が4日、東京・新宿で、江戸川乱歩没後60周年作品「RANPO WORLD」の完成披露舞台あいさつに登壇した。

同作品は本年に没後60年を迎えた作家、江戸川乱歩の作品を原案に、設定を現代に変えてオリジナル解釈を加えた映画。「3つのグノシエンヌ」「蟲」「白昼夢」の3作品が10月3日から2週間ずつ連続で公開される。松田は、1925年に発表された短編小説「一人二役」が原案の「3つのグノシエンヌ」で主演。架空の人物に成りすました男の嫉妬と狂気を描く作品で、主人公の売れない役者、西哲郎役を演じた。

作品への思いを聞かれると「人って誰しも狂気をはらんでいるなと思う」と、開口一番にインパクトのある一言。「4人の登場人物がいて、それぞれの愛や欲が重なり合うと禁忌に近づくんだなと。実生活にないような新しい面白みが待っていると思う」と続けた。

共演の岩男海史と撮影期間中ずっと仲良くしていたといい、岩男のことを「強烈な、いや、鮮烈な俳優に出会ったなと思った」と当時を回想。「俳優を嫉妬させる俳優だと思う」と評し、同い年の俳優同士の意気投合を笑顔で振り返った。

最後に、公開を控えて「どういったものを目で見て、心で感じていただけるのか、僕らも楽しみ」と話した。江戸川乱歩の世界観は怪奇や幻想など独特な作風が特徴だが「今の世の中に必要だからこそ江戸川乱歩没後60周年企画が生まれたのかなと思う」と自信を持って話した。