氷川きよし「チケット代が高くなって…」ファンを気遣う サービス精神たっぷりのステージ披露

全国ツアーの東京公演を行った氷川きよし

歌手氷川きよし(47)が4日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで、全国ツアー「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. Concert Tour 2025~KIINA'S LAND」東京公演を行った。

会場を埋め尽くしたファンは開演前から拍手とKIINAコール。オープニング曲「龍翔鳳舞」のイントロが流れ、ステージ後方の扉が開くと、キンキラの金色衣装に身を包んだ、まるで仏像のような氷川が登場。

「盛り上がりがすごい! さすが渋谷! フ~!」とハイテンション。1階席から3階席まで、まんべんなく感謝を示した。芸歴26年目となるが「人との別れが切ない。だから、長生きしてね!」と呼びかけた。「軽い運動と軽い尿漏れも…」と冗談を飛ばしながら「健康が一番」とした。

「あいつが頑張っていたから自分も頑張るっていうようなステージにしたい」。その上で、23年ぶりの出演となった日本テレビ系「24時間テレビ48愛は地球を救う『あなたのことを考えて』」について、「少しでも生きる力になればいいと思った」とその理由を語った。

6日が誕生日のためケーキ演出も実施。「誕生日近くのコンサートはみなさんに気をつかわせるから…」と恐縮しつつ、「皆さんも人生のドラマの主役なので」と、バースデーソングを「ハッピーバースデーディア皆さん」に替えて祝った。

今後も「少しでも生きる希望や寄り添うことをして参りたい」とアピール。「怖いものはないけど、自分が一番怖い」という。「氷川のライバルはKIINAであり、KIINAのライバルは氷川きよし」とし、「48歳以降はもう(年齢は)言わない。減らして、挑戦挑戦でいく!」と宣言した。

同コンサートでは3日に発売した新曲「白睡蓮」を披露。詞は作詞家生活55周年を迎えた松本隆氏(76)、曲はGLAYのギタリストTAKURO(54)が手がけたバラード曲だ。「初めてのおふたりの作品」とし、「聞きながらゆっくり、安らかにお眠りいただいて」に会場から笑いがこぼれると、「ちゃんと目が覚めますから大丈夫です」と笑いながら念押しをした。

「チケット代が高くなって…。もう少しリーズナブルにねぇ」と恐縮しつつ、「その分、クリエーティブ脳を働かせて、盛りだくさんな内容で」とサービス精神をアピール。その言葉通り、衣装チェンジ6回と予定になかった最後の1曲を追加した全24曲を披露し、老若男女のファンを魅了した。【川田和博】