高橋一生「体験しがたい瞬間でした」と感動 鎌倉時代仏師・運慶の特別展広報大使

特別展「運慶 祈りの空間-興福寺北円堂」取材会を行った高橋一生

俳優高橋一生(44)が8日、東京国立博物館で、広報大使を務める特別展「運慶 祈りの空間-興福寺北円堂」(9日~11月30日)の取材会を行った。

鎌倉時代を代表する仏師、運慶による7軀の国宝仏など展示される特別展で、高橋は「非常に凝縮された祈りの空間。広報大使に任命されたことを幸福に思いました」と話した。

取材会の前に内覧したという高橋は、国宝の弥勒如来坐像を前に「貴重な位置から見ることができます。光背がない状態では見ることはなかなかできないのでは。如来さまの世界に向けた目線みたいなものが非、常に印象に残っています。世界を見る目線を感じ、またとない感覚になれたということが、体験しがたい瞬間でした」と感動を語った。

俳優として運慶を演じるとしたら、と聞かれると「混乱の時代に、人々の願いをしっかり受け止めて、像に昇華していく繊細さは必ず根底においておきたい。宗教性というものを超えた、普遍的な人間の心を表現できるものに当たれたらと思っています」とした。

高橋は音声ナビゲーターも担当しており「できる限り、見る方たちの邪魔にならないよう、声の運びやリズムを意識させていただいております」。