女優原菜乃華(22)が8日、都内で、公開中の劇場アニメ「不思議の国でアリスと-Dive in Wonderland-」(篠原俊哉監督)のスペシャルトークイベント付き上映会に登壇した。
名作「不思議の国のアリス」が日本で初めてアニメ映画化。原は長野から上京して就活中の大学生、主人公りせの声を吹き込んだ。篠原監督(65)は起用理由を「りせと年齢が同じで共感があるんじゃないかということ。あとは澄んだ透明感のある声がいい。少し影がある感じがいいフックになると思った」と説明。原は「声の表現に影があってすてきですと言っていただいて。自信につながりました」と喜んだ。
原にとって今作は声優2作目。22年公開のアニメ映画「すずめの戸締まり」で主人公を演じた際は、第18回声優アワード新人声優賞を受賞している。前作でもタッグを組んだ山田陽音響監督は「前回は3カ月くらい訓練して撮った。声優はマイク前で動けない。それって俳優さんにとっては地獄だと思うんですね。なので(マイク前で音が鳴らないように)ジャージー着てこいって言ってね」と、一から指導した。今作も原は不安が大きかったそうだが「山田さんに事前に相談して、山田さんが『大丈夫』って言うなら大丈夫なのかなって」と前向きになれたと明かした。
原とアリス役のマイカ・ピュ(11)にサプライズで花束が渡されると、原は「台本に書いてなかったのでびっくり」と笑顔で受け取った。今作を「私にとってお守りみたいな作品。自分も同じような壁にぶち当たった時に、乗り越えられるヒントをくれる作品だなと思います。アフレコ期間を思い出すだけで、これからいろんなことを乗り越えられるんだろうな。皆さんにもお守りのような作品であったらいいなと思っています」と話した。
ヤマネ役の小野友樹(41)も出席した。