黒崎煌代が語った俳優としての矜持とは…初主演映画「見はらし世代」上映会出席

日本外国特派員協会で行われた初主演映画「見はらし世代」上映会に出席した黒崎煌代(撮影・村上幸将)

黒崎煌代(23)が9日、都内の日本外国特派員協会で行われた初主演映画「見はらし世代」(団塚唯我監督、10月10日公開)上映会に出席。5月にフランスで開催された世界3大映画祭の1つ、第78回カンヌ映画祭に併設して開催された監督週間に出品された時の思いを聞かれ、俳優としての矜持(きょうじ)を口にした。

「見はらし世代」はフランス監督協会が主催するカンヌ映画祭の独立部門。同部門には、興行収入(興収)133億円を突破した「国宝」(李相日監督)も出品されていたが、カンヌでは同映画祭からの招待を受け、黒崎と団塚監督、黒崎が演じた主人公蓮の姉恵美を演じた木竜麻生(31)がレッドカーペットを歩くなど、同監督が脚本も手がけたオリジナル&初長編作品である「見はらし世代」の評価は現地で高かった。

黒崎は冒頭で「とても光栄。この場に来られて、うれしい」と英語であいさつ。カンヌ映画祭参加の感想を聞かれると「私みたいな者にとっては夢の場所。(レオナルド)ディカプリオ、トム・クルーズ、エマ・ストーン…存在するのかという人がいて夢みたい」と笑顔で振り返った。その上で「ですけど…バカンスに来ているわけじゃない。大きくくくれば私も彼らと一緒だと感じられた映画祭でした」と、同じ俳優としてカンヌの舞台に立たねばと、気持ちを新たにしたと明かした。

「見はらし世代」は、団塚監督がオリジナル脚本も手がけた長編デビュー作。黒崎が演じた主人公の蓮は、幼い頃に母由美子を亡くしたことを契機に、ランドスケープデザイナーの父初とすっかり疎遠になった。成長し、再開発が進む東京・渋谷で胡蝶蘭の配送運転手として働いていたある日、配達中に初と再会。そのことを話すも、我関せずといった様子で黙々と自分の結婚の準備を進める姉恵美…そんな状態の中で、蓮は家族の距離を測り直そうとする物語。父初を遠藤憲一(64)、母由美子を井川遥(49)、姉恵美を木竜麻生(31)が演じた。