岩田明子氏「出処進退の示唆のところだけ言わない」石破氏続投で関係者困惑の舞台裏明かす

岩田明子氏(ホリプロのホームページから)

ジャーナリスト岩田明子氏が15日、ニッポン放送「垣花正 あたなとハッピー!」(月~木曜午前8時)にゲスト出演。

参院選で大敗しながら続投を続け、7日に辞任を表明した石破茂首相についてコメントした。

岩田氏は、石破氏が退陣を決めるまでの舞台裏について「あれは大変でしたよ、本当に」と切り出した。

岩田氏によると、参院選後の自民党両院議員懇談会で、石破氏は森山裕幹事長と内々に話し合いの場を持っていたとし「言葉のすり合わせまでやったんですね。追加関税とコメと補正予算、これが見えるまでは頑張るとか。出処進退の示唆をすると。この3条件をすり合わせて帰ってきたんだけど」と話した。

続けて「いざ本番になったら、おっしゃらないわけよ、石破さんが。こういうことの繰り返しだったから、関係者、大変だったみたいで。本番になったら出処進退の示唆のところだけ言わない」と石破氏の周辺に同情した。

パーソナリティーのフリーアナ垣花正が「シンプルになぜですか?」と質問すると、岩田氏は「やっぱりいざ本番になると、やっぱり(辞めたくない)っていう気持ちになっちゃうんでしょうかね。言いたくないみたいな気持ちになってしまうんですかね」と推察。

麻生太郎氏、菅義偉氏、岸田文雄氏の総理経験者との会談についても「あの時も、もろ、出処進退の話で。3人が(退陣を)促しているんだけど、いざ会談が終わって記者団に対しては『そんな話は出てない』とおっしゃってしまうし。私たちが取材していて、全く事実と違うことをブリーフされるってことはないのでちょっとビックリして。それだけ意思が固いというか。心の中で戦っているのか」と取材者の立場で困惑した思いを語った。

岩田氏は、辞任表明までの石破氏の胸中について「辞めなきゃいけない環境と自分の本当の気持ちと、2人出てきて戦ってたのかな」と想像していた。