横山裕が15年ぶりソロライブ 全14曲熱唱 亡き母に捧ぐ「オニギシ」瞳潤ませ歌いきる

熱唱する横山裕

SUPER EIGHT横山裕(44)が16日、15年ぶりのソロライブ「ROCK TO YOU LIVE TOUR」の東京・Zepp Haneda公演初日を迎えた。自身が作詞した「ロックスター」や、最愛の母への思いこめた「オニギシ」など、アンコール含め全14曲を歌唱した。

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ギター1本を抱え、スタンドマイクを前に叫んだ。「ロックしに来ました! ただロックの定義は分かりません!」。飾らない、ド直球な言葉が観客の熱気を上げた。ツアータイトルは、芸名「横山裕」の「You」と本名の横山侯隆(きみたか)の「君」から。どちらも“あなた”を意味し「『あなた』にロックを届けに来ました。本気で感情ぶつけるので、あなたたちも本気で俺に感情をぶつけてください!」。自身の生きざまをつづった楽曲「ど真ん中」や「存在意義」など、楽曲に思いを乗せてギターをかき鳴らした。

横山自身、がむしゃらにこの夏を駆け抜けた。105キロを走った日本テレビ系「24時間テレビ」放送の2日後には福岡でライブを3公演。その後新潟、北海道と飛びまわった。ドラマ撮影も並行し、午前8時からカメラの前に立った日もある。先日には、主役ながら不在で実施された「横山万博」が話題に。悪天候と飛行機の機材トラブルに見舞われて欠席し「ごめんなさい…。飛行機がどうしようもなかったんよ」と頭を下げた。

本編の最後には「オニギシ」をチョイス。15年前の5月、青森公演の本番1時間前に母を失い「オニギシ」を歌いきれなかった。15年後、必ず歌い切ると決めて今回のセットリストに。8月の青森公演では涙ながらに歌いきり、この日もリベンジと母への思いを原動力に瞳を潤ませながらゴール。「最後に1つだけ伝えるね。これもおかんが教えてくれたこと。ありがとうっていつでも言われへんから。だから、言えるときに言った方がええと思うねん」。観客へ、そして、この日のステージに立たせてくれた最愛の母へ。「ありがとう!」。何度も何度も繰り返した。【望月千草】