齊藤京子、シルバードレス姿で「恋愛裁判」出品の釜山映画祭レッドカーペット「一生忘れない」

釜山国際映画祭オープニングセレモニーのレッドカーペットに登場した「恋愛裁判」の齊藤京子

第30回釜山映画祭が17日、韓国で開幕した。アジア映画の窓部門に出品された「恋愛裁判」(深田晃司監督、26年1月23日公開)で映画に初主演した、元日向坂46齊藤京子(28)が、深田晃司監督(45)とオープニングセレモニーのレッドカーペットを歩いた。

5月にフランスで開催されたカンヌ映画祭に続き、2度目の海外映画祭への参加となった齊藤は、シルバーのドレスに身を包んで姿を現した。すると、大きな拍手と歓声が巻き起こり、現地メディアや観客の歓迎に笑顔で応じた。「約5カ月前に参加したカンヌに続いて2回目のレッドカーペット参加となりました。カンヌの時とはまた違った雰囲気で、一般のお客さまも多く、映画に対する熱気を強く感じました」とカンヌ映画祭との違いを口にした。

カンヌ・プレミア部門に出品され、海外の映画祭に初めて参加したカンヌ映画祭では、レッドカーペット上で「カンヌ映画祭に関わるなんて夢にも思わず一生、忘れない経験となりました」と感激を口にした。それから、5カ月…釜山の地でも感動をかみしめた。「カンヌでのレッドカーペットはあっという間に終わってしまった感覚だったので、今回はかみしめて歩こうと意識したにも関わらず、やはり一瞬でしたが本当に幸せな時間でした。釜山国際映画祭という場に作品を携えて参加できたことは一生忘れない思い出になりました」と語った。

「恋愛裁判」は「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事を目にした深田監督が、実際の裁判に着想を経て、自ら企画・共同脚本も手がけ、約10年にわたる構想を費やした意欲作で、日本独自のアイドル文化とその暗黙のルールに鋭く切り込んだ。齊藤は劇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」でセンターを務め、恋に落ちる人気アイドルの山岡真衣を演じる。「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、きらびやかなアイドル業界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして個人が自己を取り戻すための闘いを、痛切なリアリティーと繊細な人間描写で描き出す。

アジア映画の窓部門は、さまざまな視点とスタイルを持つ、アジアが誇る才能豊かな映画監督の作品を紹介することを目的とした部門。22年「LOVE LIFE」以来3年ぶり2度目の同部門への出品となった深田監督は「これまで釜山映画祭で作品を上映いただいたことはあったが、レッドカーペットを歩くのは初めてだった。一般の観客も多く、韓国の人々がどれほど映画を愛しているかを感じることができた」とコメント。「世界中のさまざまな人に見てもらいたいと思って作った作品で、特に東アジアで、アイドルを愛するファンや、アイドルを目指す若い人たちに届けたいという思いが強くある。アジア最大の映画祭である釜山で、アジアプレミアができることは大変、光栄」と語った。今日18日には公式上映が行われ、上映後には齊藤と深田監督のQ&A付き舞台あいさつが行われる。

また、9月24日に、中国山西省晋中市で開幕の、第9回平遥国際映画祭Galas部門への出品も決定した。