岡田准一「イクサガミ」釜山映画祭上映で告白「44歳になったらプロデュースと考えていた」

釜山国際映画祭オープニングセレモニーのレッドカーペットに登場した「イクサガミ」の、左から藤井道人監督、藤崎ゆみあ、岡田准一(C)Getty Images

第30回釜山映画祭で配信ドラマ向けの部門「オンスクリーン部門」に出品された、岡田准一(44)が主演・プロデューサー・アクションプランナーを務めたNetflixシリーズ「イクサガミ」(11月13日から世界独占配信)ワールドプレミアが18日、韓国で行われた。

海外の映画祭に初ねて参加した岡田は、どの時点でプロジェクトに魅力を感じたのかと聞かれ「14歳で仕事を始め、44歳になったらプロデュースを1度、引き受けたいと考えていた」と、30年越しの宿願だったと告白。そして1、2話を見終えたばかりの観客に向け「ひとつだけ言っておくと、『ぼく燃えます』」と、意味深な発言を残した。

「イクサガミ」は作家・今村翔吾氏の同名シリーズの実写化作品。明治11年を舞台に、新政府に居場所を追われた猛者たちのもとに、莫大な賞金をかけた”遊び”の誘いが届く。病の妻子のため、かつて伝説の剣客として恐れられていた嵯峨愁二郎は、京都・天龍寺に集まった総勢292名の参加者に名を連ねる。そこで明かされたのは、命がけで木札を奪い合う究極のバトルロワイヤル「蠱毒」を描く。

岡田は劇中で、嵯峨愁二郎を演じた。日本の時代劇は「型」がある一方、次第に新しい姿を観客に見せるような試みが求められていると感じ、そうした考えが自身にある中で原作に出会い、世界観に共感し、若い世代、広い世代にアピールできるのではないかと感じ、プロデュースを手掛ける決意をしたと明かした。

岡田が、自身が演じる嵯峨愁二郎とともにに旅をする香月双葉役に抜てきした新人の藤﨑ゆみあ(17)は「エンターテイメント性に優れていて、読み進めるほど次がどうなるのか気になる魅力」が台本から感じたと語った。その上で「ぜひ出演したい」という強い思いで、熱心に撮影に取り組んだと語った。

観客との質疑応答にも応じた。藤井道人監督(39)は、トークの最期に「昨年1年間、全身全霊を込めて作り上げた作品であり、一度見始めれば最後まで走り切ってしまうような作品にできた」と胸を張った。岡田は「作品が放つ情熱と強い波が、多くの人々に広がり、見る人からまた別の人へと広がることを期待している」と自信を口にした。