演歌歌手二見颯一(26)が22日、東京・ティアラこうとうで、「二見颯一 やまびこコンサート2025」を行った。
同コンサートでは北島三郎(88)がペンネーム原譲二として作曲し、17日に発売した新曲「こころの声」を、生バンドバージョンで初披露した。
楽曲提供は北島サイドからのオファーだった。きっかけは「番組で共演した時に『なみだ船』を北島先生の前で歌う演出でした。後日先生の事務所から『良かった』という連絡をいただきました」。その約半年後、「突然先生の事務所から『二見くんに曲を』と連絡がありました」と明かし、「何で僕に曲を…とも思いました」とほほ笑んだ。
北島との初対面は19年。その時は着物姿で「先生から“若旦那”と言われました」という。その数年後、再び着物姿で会うと“番頭”と呼ばれた。今回のレコーディングで、洋服姿で会うと“二見ちゃん”と呼び方が変わっていった。レコーディングでは「技術的なアドバイスではなく、この歌は感謝の歌なので、誰を思ってとか、感情的なアドバイスをもらいました」。
楽曲提供は、演歌界の大御所からの期待の現れでもあるはず。だが、余りのことから「発売まで実感がなかった。本当に夢の中にいるようでした」と振り返った。
同コンサートでは演歌、民謡はもちろん、日米韓のロックにも挑戦。内藤やす子「まっぴら御免」、チョー・ヨンピル「ムルマンチョー(忘れな草)」、ブロンディ「コール・ミー」をそれぞれの言語でカバー。「コール・ミー」では踊りも披露。「苦手だし、未完成のものは見せたくないので、できれば踊りたくないけど…」と苦笑い。それでも披露したのは、ファンを思うサービス精神からだった。
この日、新曲「こころの声」や青森県民謡「十三の砂山」、長編歌謡浪曲「決斗 高田の馬場」など全17曲を披露。幅広いジャンルを歌いこなした。