万博「1万人の第九 EXPO2025」のドローン撮影でMBSと同社社員を書類送検

MBSテレビ外観(2020年4月撮影)

MBS(毎日放送)は26日、大阪・関西万博開幕日の4月13日に行った「1万人の第九 EXPO2025」番組放送をめぐり、航空法違反に該当する手続き不備があり、同社および同社社員ら撮影スタッフが大阪府警に航空法違反の疑いで書類送検されたと発表した。

同社によると、ドローンの飛行には大阪府の条例上の手続きと航空法上の手続きが必要で、府の条例上の手続きに問題はなかった。

一方で、航空法の手続きを巡っては、飛行情報を記載した「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」を含む必要書類を提出して安全性の審査を受け、「飛行許可」を得ていたが、飛行許可を得たのち、実際の飛行の直前までに必要となる「飛行計画の通報」の手続きを行っていなかった。

同社の申請担当者が「飛行計画の通報」に必要な書類は「飛行許可」取得時にすでに提出していることから不要と誤信し、「飛行計画の通報」手続きを行っていなかったという(航空法157条の10号に違反)。

大阪府警から7月22日に指摘を受けて以降、捜査に協力。この日、同社および撮影スタッフ3名(同社社員2名、社外スタッフ1名)が、航空法違反容疑で書類送検された。

同社は「ドローンの飛行に必要な手続きに不備があったことを重く受け止め、深く反省しております。今後、再発防止のために、社内においてドローンに関する規則の周知を徹底するとともに、社内のチェック体制の強化に取り組んでまいります」としている。