全盲のシンガー・ソングライターが万博でミニライブ 登美丘高ダンス部ともコラボ

大阪・関西万博のEXPOアリーナで行われた「スポーツ・オブ・ハート2025」でミニライブを行った佐藤ひらり

全盲のシンガー・ソングライター佐藤ひらり(24)が28日、大阪・関西万博のEXPOアリーナで行われた「スポーツ・オブ・ハート2025」でミニライブを行った。27日の開会式では「君が代」を歌唱している。

「スポーツ-」は障がいのある人と健常者がともにスポーツや文化を体験するイベント。

佐藤は「東京パラリンピックの開会式で日本人初代表として『君が代』を歌わせていただいた私が、今回は55年ぶりに開催の大阪・関西万博の舞台で再び『君が代』を歌わせていただけたことが、本当に意味のあることで、とてもうれしく光栄な経験です。これからも、支えてくださった皆さんに恩返しできるよう、もっと大きな舞台で歌えるように、一生懸命頑張りたいとより一層思いました」とコメントした。

17年に「バブリーダンス」で大きな注目を集めた大阪府立登美丘高校ダンス部ともコラボレーションをした。「一昨年の学校創立100周年の式典以来、3回目のコラボでしたが、たくさんのお客さまの前での披露は初めてのことで、楽しくてワクワクしました。リハーサルから、みんなのダンスの足音や動く音が体感でき、素晴らしいパフォーマンスだと感動しました。万博にいらしたお客さまにとっても大切な思い出の1ページになってくれていたらうれしいです」。

◆佐藤(さとう)ひらり(本名佐藤英里)2001年(平13)5月28日、新潟県三条市生まれ。24年3月に武蔵野音大を卒業。11年に自費制作CD「みらい」を発表し、売り上げ100万円を東日本大震災の遺児に寄付した。14年にミニアルバム「なないろの夢」でデビュー。21年に三条市で初の「市民栄誉賞」。22年に新潟県の「観光特使」に就任。148センチ、血液型A。