立憲民主党の本庄知史政調会長は30日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党総裁選(10月4日投開票)に出馬している小泉進次郎農相(44)の陣営内で起きた「ステマ指示問題」をめぐり、出演番組で同席した自民党議員から「野党の中でもあったかもしれない」として、野党でも調査するよう求める主張が出たことを念頭に強く反論し、「ドロボーが捕まったら、善良な市民まで調べを受けるのか? あり得ない」と、怒りをにじませた
本庄氏は29日夜に放送されたBS-TBS「報道1930」(月~金曜午後7時30分)に出演。「再生できるか“既成政党”総裁選の裏の駆け引きとは」をテーマに、自民、立民、維新の議員が激論をかわす内容で、自民党からは井上信治政調会長代理が出演。野党からは、今回のステマ問題をめぐり、自民党が国政選挙でも、野党に同様の行為を行っていたのではないかと指摘する声が相次いでいるが、井上氏は「自民が野党をおとしめるような誹謗(ひぼう)中傷をしてたのではないかという話だが、今回のはむしろ基本は応援コメントだ」と反論した上で、「応援コメントであれば、野党内でもあったかもしれない。それは調査してみないと分からない」「分からないが、そういったことをベースにして対策をしっかり考えていきたい」と主張した。
本庄氏は番組内で、井上氏に対し、調査すべきは自民党内でだとの認識を示し反論していたが、29日深夜の投稿にも「それにしても、自民党総裁選のステマ誹謗中傷問題に関し、『野党も実態調査すべき』との意見が複数出たのは心底驚いた」と指摘。「ドロボーが捕まったら、善良な市民まで調べを受けるのか? あり得ない」とも、私見をつづった。
進次郎氏の陣営では、広報班長を務めていた牧島かれん元デジタル相の事務所で、進次郎氏を称賛する内容のコメントを動画に投稿するよう、参考例文を提示した上で陣営内に要請が行われてた。例文の中には「ビジネスエセ保守に負けるな」と、保守色の強い高市早苗・前経済安保担当相(64)を念頭に置いたような、他候補を批判するような内容も含まれていた。問題の表面化を受け、牧島氏は広報班長を辞任した。