ファーンウッド特別顧問の田中亨さん「偲ぶ会」 中村勘九郎「父が発想したものを数々形に」

ファーンウッド特別顧問を務めた田中亨さんを偲ぶ会の祭壇

歌舞伎俳優中村勘九郎、七之助らが所属する芸能事務所「ファーンウッド」の特別顧問で、今年3月に79歳で亡くなった田中亨さんを「偲ぶ会」が9月30日、東京・浅草公会堂で営まれ約500人が参列した。

田中さんは、12年に亡くなった18代目中村勘三郎さんの父の時代から約45年にわたって中村屋4世代をマネジメントしてきた。平成中村座、コクーン歌舞伎、鹿児島・三島村の「俊寛」公演など、18代目のアイデアを実現させてきた。勘九郎は「父が発想したものを数々形にしたのは田中さんです。残してくれた財産、人、場所を大切に、真摯(しんし)に向き合って芝居をすることが、一番喜んでくれること」と話し、七之助、勘太郎、長三郎とともにあいさつに立った。勘九郎は「今、上でおもしろいことをやっている。ゴルフと新しい芝居。2人に負けないよう一生懸命やります」と語った。弔辞は、俳優永島敏行、プロ野球元巨人の江川卓さんらが読んだ。

◆主な参列者 永島敏行、江川卓、青木功、串田和美、笹野高史、野田秀樹、渡辺えり、坂東彌十郎、中村芝翫、片岡亀蔵、澤村精四郎、安孫子正(敬称略)