古舘伊知郎氏、小泉進次郎氏の“先輩政治家の名”を出した対応に苦言「あんた1人でしょいこめ」

古舘伊知郎(2025年6月撮影)

フリーアナウンサー古舘伊知郎(70)が1日までに自身のYouTubeチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」を更新。自民党総裁選(4日投開票)に立候補している小泉進次郎農相(44)の陣営に入っている議員の事務所が、同氏を称賛するコメントの参考文例を示しながら「ニコニコ動画」に投稿をするよう要請が行われていた問題をめぐり、小泉氏の対応に苦言を呈した。

小泉氏は先月26日の閣議後会見でこの件について報道内容を認めて謝罪。「参考例の中に一部行き過ぎた表現があった。私自身は知らなかったこととはいえ、総裁選がかかわることで、申し訳なく思う」とした一方で「再発防止を徹底し、引き続き緊張感をもって総裁選に臨んでいく」と引き続き、総裁選を目指していくことも表明した。また、当該議員について、同じ神奈川県選出の牧島かれん前デジタル担当相と報じられているが「そう報告を受けています」と認めた。牧島氏は「私の事務所の判断で参考例を送ったが、私の確認不足で一部行き過ぎた表現が含まれた。申し訳ない」と文書でコメント。26日、小泉氏陣営で務めていた広報班班長を辞任した。

そして小泉氏は翌27日、都内で視察後報道陣の取材に応じ、牧島氏について「当該議員には殺害予告や事務所への爆破予告が寄せられている。本人も身の危険を感じている中、選対本部長の加藤(勝信財務相)さんとも相談した上で、ご本人の意向を受け入れた方がいいという判断で、担当から外れることになった」などと話した。

古舘氏はこうした小泉氏の対応や発言に言及。「立派に中心にいる小泉進次郎が年齢とか関係なく、この1件、由々しき問題でもあるが故に“選対本部長である加藤勝信氏にもご報告したわけですが”(という趣旨のことを話し)、また丁寧にお坊ちゃんぶり出してるんだよ。大変な力強い味方がいる、先輩がいるからって、加藤さんの名前出す必要もない。あんた1人でしょいこめっていう話なんだよ」などと切り出した。

そして「“とにかく、今回の問題は私が知らなかったにせよだけれども、全ては私に責任がある。私は今後ね”(という趣旨のことを小泉氏は話し)、…ここではちょっとにこやかに笑って、“今後ね、この責任をしょって選挙戦で勝って国民のために奉仕するべく頑張ってまいります”(という趣旨のことを続けた)。もう、言っている内容が空疎なんだよ。自分の言葉で心を込めて語ってほしいのに、都合のいい、お行儀のいい優等生の言葉を探してくる…っていう脳の回路になってるから、全ての責任をしょってやっていくわりにはにこやかに、ただ頑張っていくのが責任をまっとうすることだ、って言ってるんだよ。責任ってのはとにかくやめればいいってもんじゃないってのは重々承知だけど、にこやかに言うことじゃなくて深刻にシリアスに語ってほしいよ」と厳しく注文をつけた。

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