歌舞伎役者片岡愛之助(53)が9日、東京・歌舞伎座で、11月歌舞伎座 松竹創業百三十周年「吉例顔見世大歌舞伎」取材会に出席した。
昨年11月、舞台稽古中に舞台装置と接触し、上顎および鼻骨骨折のケガを負った件について、「普通に健康であることのありがたさを実感した。毎日芝居ができることのありがたさが身に染みた」と、改めて振り返った。
「死に直面すると、人間って意外と簡単に死ぬんだなって」と続け、「あのまま、よけなければ即死だった」と医者から宣告されたという。
「あそこで死ぬなんて1ミリも思っていないから、もしも即死していたら地縛霊になっていたかも」と冗談を交え、「そう思うと、日々悔いのないように生きようと、なお一層思った」と話した。
また、片岡仁左衛門から「生かされたということは何らかの使命があるんだから、頑張っていきなさい」と言われたことを明かし、「ジーンとした」という。
「何の使命かは僕には分かりませんが」としつつも、「間一髪で生き延びたということは、精進して全うしなければいけないことがあるんだろうなって思いながら、日々努めています」と語った。