俳優中村雅俊(74)が11日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜午後2時28分=関西地区)に出演。
俳優デビューの初めての撮影で、故石原裕次郎さんを2時間半待たせてしまったエピソードを振り返った。
中村は1974年、日本テレビ系ドラマ「太陽にほえろ!」にゲスト出演してデビュー。中村の初主演ドラマ「われら青春!」のプロデューサーが、「太陽にほえろ!」も担当しており、中村は「(それまで)テレビに出たことないですから、1回、『太陽にほえろ!』にお医者さん役でちょっと出ろ、と。慣らすために…」と、本格的な主演作の撮影前に、現場に慣れるためにゲスト出演することになったという。
ところが、「『太陽にほえろ!』の撮影の日に、マージャンやってまして…」と、徹夜でマージャンをしていた。
そこへ、当時所属していた文学座の担当者から電話があり、「何やってんの! すぐ国際放映に行きなさい! きょう撮影日でしょ!」と急いで撮影現場へ行くよう言われた。
中村が慌ててタクシーで撮影現場へ行くと、「助監督の人が門で待ってて。『裕次郎さんが待ってるから。2時間半遅れてるから』」と告げられた。
実は文学座の担当者が、中村に撮影日を1日間違えて伝えていたことが判明。「そりゃ、俺も撮影日が決まってたら、絶対守るでしょう!」と憤慨しつつ、「でもまあ、事実として遅刻なんで、とにかく…」と謝罪することに。
「裕次郎さんがいる部屋に行くまでの、道の長さといったら…。とにかく助監督の人に連れられて行って…」と恐る恐る裕次郎さんの控室へ。
「裕次郎さん、後ろ姿でいて。『どうもすみませんでした!』って言ったら、裕次郎さんが『うん』って。おしまいだったんですよ」と、特に叱られたり責められたりすることはなく、「『えっ?』って…。『いいの? これで』みたいな…」と振り返った。
日付を間違えて伝えられたことを裕次郎さんに説明しなかったのか聞かれると、中村は「うちの映画放送部が誤って教えたなんて、そんなの言えませんよ」と苦笑。ナインティナイン岡村隆史(55)は「僕やったら、絶対言うわ。『僕のせい違いますよ』って…」と驚いていた。