吉永小百合、共演の佐藤浩市に「高所恐怖症というのは三味線」

映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」の取材会に出席した吉永小百合(撮影・阪口孝志)

女優吉永小百合(80)が17日、大阪市内で行われた主演映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」(阪本順治監督、31日公開)の記者会見に出席した。

阪本監督とのタッグは2012年の「北のカナリアたち」以来13年ぶり。吉永は女性で初めて世界最高峰のエベレストの登頂に成功した登山家・田部井淳子さんをモデルにした多部純子を演じる。「田部井さんは『人生8合目からが楽しい』とおっしゃいましたが、私もちょうどその辺差しかかっているかと思う。しっかりと1歩ずつ田部井さんのように歩いて行きたい。たくさんの方に見ていただいて、皆さんがそれぞれご家族やお友達のことを考えて、これからも楽しく生きていってほしい」とあいさつした。

吉永は夫役を演じた俳優佐藤浩市について「浩市さんは高所恐怖症だとおっしゃって、富士山での撮影シーンもどうなるのかしらと心配してたんですね。ところが、7合目で私を引っ張ってくれるところで、めちゃめちゃ力強い力で私を引きあげてくれた。だから、高所恐怖症というのは三味線だったみたいです」と笑った。

純子の手がしびれ、料理が作れなくなり、代わりに夫として料理を作るシーンでも「上手なんですね。大根の面取りとか。どんなものも完璧に。普段やってらっしゃるのか、奥さまに教わっているのか謎なんですけど、安心して夫婦の関係をお互いに演じられました」と明かしていた。