トランプ大統領に「クソくらえだ」世界的俳優が「イカサマ野郎」「ペテン師」に続く口撃

トランプ大統領(2025年撮影)

反トランプ派として知られる米オスカー俳優ロバート・デ・ニーロ(82)が19日、米MSNBCの番組「ザ・ウィークエンド」に出演し、全米各地でおよそ700万人が参加したとされる第2次トランプ政権に対する抗議活動「ノー・キングス(王はいらない)」について語るとともに、3期出馬への懸念も口にした。

「イカサマ野郎の白人主義者」「ペテン師」などと度々公の場でトランプ大統領を攻撃してきたデ・ニーロは、「(大統領が)ホワイトハウスを去りたくない」との見解を示し、「我々は気を緩めることはできない」と抗議活動の重要性を訴えた。

「最初の『ノー・キングス』デモは250年前だった」と話し、1775年に始まったアメリカ独立戦争に言及。デ・ニーロは「アメリカ人はジョージ3世の支配下で生きることを望まないと決意した。彼らは独立を宣言し、民主主義のために血みどろの戦いを繰り広げた。それ以来、2世紀半に渡って民主主義が続いてきた」と語り、「今それを奪おうとする王を名乗る者がいる」と続けた。「トランプ1世だ。そんなのクソくらえだ。我々は立ち上がり、非暴力でノー・キングスを訴える声を上げている」と話し、大都市から田舎町まで2700カ所以上であらゆる背景や政治的立場の人たちがデモに参加しているのをみて「とても嬉し」と語った。

その上で、トランプ大統領が8年の任期を終えても大統領の座にとどまろうとする可能性についても言及し、それを防ぐために抗議運動の継続が重要だと力説。政治家たちに良くないことだと認識させるためには、勇気を出して何か行動を起こさなければならないと述べた。

「ノー・キングス」デモはデ・ニーロ以外にも、俳優マーク・ラファロや女優ジェイミー・リー・カーティスら多くのハリウッドスターたちが支持を表明している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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