俳優濱田岳(37)が21日、都内でAmazon Audible(オーディブル)日本10周年記念プレス発表会に出席した。
世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作、配信コンテンツ。濱田は11月配信予定の恩田陸氏「Q&A」と、来春配信予定の村上龍氏「イン・ザ・ミソスープ」の2作で朗読を担当する。
朗読は初挑戦だと明かし、「僕らの場合は1人の人生を深掘りして寄り添って映像にする。でも今回は1人で多くのキャラクターのバックボーンを想像しながら寄り添わないといけなかった」と朗読の難しさを語った。それでも「すごく楽しい環境でやらせていただいた。先生方が言葉を紡いで作り上げた作品の、生みの苦しみに寄り添えたようで、一緒に作業している感覚にもなれた。2作もお話をいただけて光栄だった」と喜んだ。
2作連続で朗読に挑むことはきわめて異例だといい、ともに登壇した作家の中山七里氏から「1作丸々を1人で、しかも2作連続は人間の業ではない。自分の小説ですら10ページが限界。素人じゃ無理です」と驚かれていた。照れ笑いを浮かべながら「朗読をすることがいかに責任あることかを再認識した。まだ収録中なので、クライマックスに向け気を引き締めて頑張りたい」と語った。
「聴く読書」の魅力を問われると「機動力が魅力的。本というのは人類の偉大な発明のひとつで、読み始めた瞬間、誰にも邪魔されることなく別世界の主人公になれる」と話し、「それをあえて聴いていただくことで読み手のペースで引っ張ってもらって世界に入っていける新たな没入感がある」と声を弾ませた。