女優杉咲花(28)が25日、都内で主演映画「ミーツ・ザ・ワールド」(松居大悟監督)公開記念舞台あいさつに登壇した。
芥川賞作家の金原ひとみ氏の同名小説が原作。新宿・歌舞伎町を舞台に、周囲が結婚や出産をする中、自分だけ仕事と趣味で生きていくことに焦りを感じる主人公、由嘉里(杉咲)の新たな出会いを描く。
ノースリーブの黒いドレスに身を包み登場。撮影を振り返り、「演じるときにあまり個人的な感情を持ち込む方ではないけど、由嘉里を演じていると、他者と自分を比較したり自分のことを好きになれない部分が、人ごとのようには思えなかった。人に見せてはいけないところを見せている感覚になる撮影の日々で、苦しかった」と語った。
続けて「でも、人に見られて恥ずかしいと思うところは、案外面白がってもらえるのかもしれない、と気づいて、救われました。自分のことを好きになれないところも含めて自分、と思わせてくれるエールをもらえる作品になりました」と胸を張った。
最近新しい世界と出会ったエピソードを問われると、「ずっと登山をしたくて、最近やっと木曽駒ケ岳という長野県の山に登ってきた」と明かした。撮影中から登山への意欲を口にしていたといい、「山頂で食べたサラミがめちゃくちゃおいしかった。お菓子とかも本当にありがたい味がして、そういう経験を初めてできて幸せでした」と興奮気味に話した。