三谷幸喜氏「違う」 高市早苗首相の所信表明へのヤジ問題に「あれはヤジじゃなくて」

脚本家の三谷幸喜氏(2025年9月撮影)

脚本家の三谷幸喜氏(64)が25日、総合司会を務めるTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演。24日に高市早苗首相が衆参両院の本会議で首相として初めて行った所信表明演説の際起きたヤジをめぐり、ヤジ自体は「悪いことじゃない」としつつ「あれはヤジじゃなくて議論になりつつある」として「ルールとして違う」と指摘した。

所信表明演説では、自民党は少数与党だが、演説が始まる際には「よーし」「頑張れ」など、自民党席から大きな声援や拍手が起きる一方、野党席からは「今まで何をやってきたんだ」「えーーーーー」などのヤジが飛び交い、議場が騒然となる場面が何度もあった。与党席から「静かにしろ」と野党のヤジをいさめるような声も出て、高市氏が少し演説を止める場面もあった。

三谷氏は「所信表明の時のヤジが結構炎上してたじゃないですか。ヤジって活性化の意味でけして悪いことだと思わないんですよね。イギリスの議会とかって、ユーモアと節度があって大人の話をしている風なイメージがあるけど、全然違いますもんね。むちゃくちゃカオスのようにやってますもんね」と、英議会での議論とヤジの激しさを紹介。その上で「でもやっぱりルールっていうものがあると思うんですよ。やっぱり、今回のヤジを見ると、タイミングも大事だし、ワンフレーズでじゃなきゃいけないような気がするんだけど、長いじゃないですか。一言一言が」と指摘した。

今回の所信表明演説では、やや長いフレーズのヤジが演説とかぶって、演説とヤジがいずれも聴き取りづらい状況になっていたシーンもあった。三谷氏は「あれはヤジじゃなくて議論になりつつある。あれは所信表明の時のルールとしては違うんじゃないかなって思いますけどね」と語った。

これに対し、著述家の湯山玲子氏は「ただ、熱は伝わってくるかなと。国民全体の感覚と、あれはシンクロしていたような、私は気がします」と語った。