山本一賢、公開延期をへてたどり着いた初日「うまいことは言えないけど、うれしい。そして幸せ」

映画「火の華」舞台あいさつに登壇した、左から伊武雅刀,山本一賢、小島央大監督(撮影・足立雅史)

俳優山本一賢(39)が1日、都内で、主演する映画「火の華」(小島央大監督)公開記念舞台あいさつに、伊武雅刀(76)らと総勢13人で出席した。

同作は、元自衛官の想像を絶する経験とその後の宿命を、実際の報道に着想を得てオリジナルストーリーで描いた作品。山本はPKO(国連平和維持活動)のため南スーダンに派遣された自衛官島田東介を演じる。

同作は、出演者兼プロデューサーの不祥事から、公開が約1年延期となった。登壇した13人はそれぞれが重々しい雰囲気の中、公開日を迎えられたことに感謝を述べた。

山本は「今日は本当にありがとうございます」とあいさつ後、「何とも言えない。ユーロスペースの支配人さんには感謝しています」と感謝を述べた。

撮影時は「正直覚えていないことが多い」とし、「でも、チャラチャラした人が1人もいなかった。それがこの映画の力強さにつながっていると思います」と力強く語った。

だが、隣にいた伊武は渋い声で「チャラチャラしたところを見せないように努力した」と応戦し、会場を笑いに包んだ。

「映画は100本以上、吉永小百合さんよりちょっと少ないくらい出ている」と続けると、「自分で『これ、なかなかいいじゃない』と思ったのは、初めてじゃないかな」と称賛し、「この映画に出られてうれしい」とほほ笑んだ。

また、「明日から『火の華見た?』といって、日常をすごしていただければ広がると思います」と呼びかけた。

山本は最後のあいさつも「うまいことは言えないけど、本当にうれしいです。そして幸せです」と言葉は少なめだが、公開の喜びをかみしめた。「これからも頑張っていきますので、キャスト、スタッフ、みんなのことをよろしくお願いいたします」と座長らしく語った。