「10周年までに渋谷公会堂で」シンガー・ソングライターおかゆ独立後初「渋谷のオカユ」開催

ワンマンライブ「昭和百年 渋谷のオカユ2025」で初の姉妹共演を実現させたおかゆ(左)とSAKI(撮影・川田和博)

シンガー・ソングライターおかゆ(34)が1日、東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで、ワンマンライブ「昭和百年 渋谷のオカユ2025」を行った。

ギャルに憧れて北海道から上京。歌が大好きだった母の急逝をきっかけに歌手を目指したおかゆにとって、渋谷は思い入れの強い地。「渋谷のオカユ」は3度目の開催だが、今回は独立後初。「直接電話をかけて会場を抑えるところから始めた」とし、「去年までは大きな事務所のお世話になってステージに立てていたけど、今年は全部自分。1つの何かを成し遂げるには、1人ではできないと改めて痛感した」と明かした。

その分、とことん企画にこだわった。昭和100年にちなみ「流し時代にリクエストが多かった曲のカバーもやります」。“昭和歌謡の魅力”と銘打ったコーナーでは美空ひばり「お祭りマンボ」、藤圭子「圭子の夢は夜ひらく」など6曲を、昭和を感じさせるレトロな衣装で披露。ファンとの大合唱となった。母が大好きで、自身も「最もリスペクトしている」という髙橋真梨子も2曲カバーした。

“平成の女ギター流し”をルーツにしつつ、新曲「ジモンジトウ」でシンガー・ソングライターへの1歩も踏み出した。「これまでは演歌歌謡曲でやってきたけど、オリコンでも邦楽に変わった」とし、「今までのファン以外の方にも聞いてもらえるきっかけになった」とうれしい変化も生まれている。

「ジモンジトウ」に対する現時点での答えは「今日の涙はムダじゃない」とした。「ムダなことは何1つない」とし、「昨日は今日につながり、そして明日に向かう」と続けた。また、「半年事務所をやって、世の中の社長さんを大尊敬した」と語った。だが、「大変な分すべて自分の責任になるので、強い意志をもってやっていこうと思います」と意気込みをみせた。

想定外の混雑から開演が大幅に遅れる一幕もあったが、「誰ひとり怒って帰らず、ありがとうございます」とファンに感謝した。そんなファンに対して「2029年が10周年なんですけど、それまでに渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)で“渋谷のオカユ”を実施します」と約束した。

今回のライブは髙橋真梨子with Henry Bandのサックス奏者、野々田万照をリーダーにしたバンド編成で実施。「ジモンジトウ」はもちろん“渋谷3部作”「シブヨル」「渋谷のマリア」「渋谷ぼっちの歌謡曲」など全19曲を披露した。