演歌歌手山内惠介(42)が6日、東京・国際フォーラムで、デビュー25周年記念の5大都市コンサートのファイナルとなる東京公演を行った。
山内本人のナレーションでスタート。「25年前、歌手になりたくて17歳で福岡から上京しました。すぐにデビューはできましたが、それが本当の試練の始まり。なかなか売れずに、もうだめかもしれない、歌手をやめた方が良いのかもしれない。そう思って何度も心が折れそうになった。そんな時、再び前を向かせてくれたのはファンの皆さんの『頑張ってね』『応援しているよ』という温かい声援です。そのひと言、ひと言が勇気と希望を与えてくれました。もっともっと成長をして、その恩に応えたい。その一心でここまで走り続けてきました。そして25周年をいう大きな節目を迎えることができた。皆さんの支えがあったからこそです。今日は1曲1曲に魂を込めて歌いますのでお楽しみください」。
本編は今年2月発売の25周年記念曲「北の断崖」でスタート。7万枚突破のロングヒット中の曲で、幕が開くと大きな拍手が会場を包みこんだ。ヒット曲「古傷」「君の酒」と続け、最初のあいさつで「演歌界の永遠の貴公子と呼ばれている山内惠介です」と自己紹介をして「この衣装は良いっしょ?」とおなじみのダジャレを飛ばしてみせた。
その後もステージを右に左に動き回ってファンに手を振り、客席に降りるサービスも。複数の曲をクラシック風にアレンジをして「組曲」としてメドレーで披露して和洋折衷の多様性でもファンを楽しませた。
「闇にご用心」は地元・筑前高校の先輩後輩の間柄である椎名林檎が作詞作曲。ミュージックビデオ(MV)が230万再生回数超など大きな話題を呼んでいる。東京公演だけの演出で、MVに出演したダンサー6人が妖艶でダイナミックなダンスで盛り上げた。
約3時間で26曲を熱唱して衣装も6パターンを披露。25周年の大きな節目を約5000人のファンとともに祝ったステージだった。