中村橋之助「幸せいっぱい」婚約者の能條愛未は母三田寛子が婚約会見で着ていた着物姿で登場

婚約会見を行った中村橋之助(左)と能條愛未(撮影・鈴木正人)

歌舞伎俳優中村橋之助(29)、元乃木坂46の女優能條愛未(31)が10日、都内で、婚約発表会見を行った。舞台共演をきっかけに知り合い、4年半の交際を実らせた。来年初夏に挙式、披露宴を執り行う。

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着物で金びょうぶの前に並んだ2人。婚約を報告した橋之助は「幸せいっぱいでございます。役者としても1人の男としても、お客さま、家族、仲間を大事に、そして愛未を大事に、すてきな家庭を築いてまいりたい」と話し、能條も「幸せをかみしめております」と笑みを見せた。

能條の着物は、橋之助の母でタレント三田寛子が、91年に中村芝翫(当時3代目橋之助)と婚約会見をした時に着ていたもの。能條は「着物を通してお母さまのパワーを得られる気がしてうれしい」。橋之助も「祖父(7代目)芝翫が、父と母の会見のために選んだ着物。愛未が思いを受け止めてとてもうれしい」と話した。

21年1~2月のミュージカル「ポーの一族」共演をきっかけに交際が始まり、4年半の交際で「愛未と一緒にいると力になる」(橋之助)、「生きてきた中で最も尊敬できる人。生涯を共にしたい」(能條)と感じたという。プロポーズは今年7月のハワイ旅行だった。橋之助は「『愛未にたくさんいい思いをさせられる男でいますから、結婚してください』と言いました」と振り返り、能條は「『もちろんです』と答えました。涙が止まらなかった」と話し、左手薬指に輝くハリー・ウィンストンの婚約指輪を見せた。

能條は今後の仕事について「第一優先は夫のサポート。その中で可能な範囲内で続けていく」とし、歌舞伎界の決まり事などを学ぶとした。橋之助は3兄弟の自分を重ね「弟たちのような子供が育てられるような温かい家庭に」と言うと、能條も「3兄弟を見ていると心温まります。2人、3人とにぎやかな家庭になれば」と希望を語った。【小林千穂】

◆中村橋之助(なかむら・はしのすけ)1995年(平7)12月26日生まれ、東京都出身。屋号は成駒屋。8代目中村芝翫とタレント三田寛子の長男。00年9月歌舞伎座「京鹿子娘道成寺」などで初代中村国生を名乗り初舞台。16年10、11月歌舞伎座「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」などで4代目橋之助襲名。弟中村福之助、中村歌之助と行う自主公演「神谷町小歌舞伎」も人気。ほか、舞台「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-」、NHK大河ドラマ「毛利元就」、映画「シンペイ~歌こそすべて~」など出演。

◆能條愛未(のうじょう・あみ)1994年(平6)10月18日生まれ。神奈川県出身。小学生時代から歌やダンス、バレエのレッスンを受け、ミュージカル出演経験も。11年8月乃木坂46に1期生として加入。12年2月のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」で選抜入り。18、19年ミュージカル「少女革命ウテナ」で主演。同年12月にグループを卒業。演技力に定評があり、舞台「新・熱海殺人事件」「グッドバイ」「憂国のモリアーティ」など多数、映画は「死の実況中継 劇場版」など。163センチ。血液型A。