バイオリニスト宮本笑里(41)が14日、大阪市内で「宮本笑里リサイタルツアー 2025-2026」(26年1月24日、東大阪市文化創造館ジャトーハーモニー小ホール)の取材会に出席した。
宮本とピアノの追川礼章によるリサイタルツアー。クラシックや新曲だけでなく、宮本がファンにSNSで「どんな曲が聞きたいか」をたずねたところ、リクエストが多かったオリジナル楽曲や映画音楽のような身近な楽曲を披露する。
使用するバイオリンは、カレーハウスCoCo壱番屋創業者の宗次徳二氏から借りている約300年前に作られた名器。「300年のいろんな歴史を見てきたバイオリンならではの深み、音色を今回、会場で生の音で全身でダイレクトに感じ取ってほしい」とアピールし、「デビューした頃から、クラシックのバイオリンの素晴らしさ、楽しさをたくさんの人に届けたいと思っている。いろんな経験でバイオリンの音色も変わってきていると思う。楽曲ひとつひとつに込める思いも変わっているので、バイオリンで声に出して歌っているような感覚がある。全身で奏でるので全身で受け止めていただけたらうれしい」と来場を呼びかけた。
大阪には祖母や親戚が住んでいたことがあり、「エネルギーにあふれてる。小麦粉が好きなんですけど、粉ものがおいしい。お店で食べるのもおいしいんですけど、おうちで食べても違うって感動した。優しさというか、おうちの味付けって家庭によって違って、その良さがしみているのが東京では味わえない」と笑顔を見せた。
この日、大みそかに行われる「第76回NHK紅白歌合戦」の出演者39組が発表された。同じ事務所に所属するLiSAも名前を連ね、「同じ事務所の人が出て誇らしいというか、応援したい気持ちもあります」。
宮本自身、演奏者として出演した経験があり、「紅白ならではの絶対に失敗できない空気感の中で、皆さん、自分のベストを出さないといけない。そこに命を懸けて挑んでいる意識を体感できた。貴重な体験をさせてもらったことがしみこんでいます」と、過去の紅白出場が今に生きていると話していた。
愛知公演は12月21日に宗次ホールで、東京公演は26年1月16日に浜離宮朝日ホールで行われる。