【記者の目】諦めなかった姉と“バズり曲”で突き抜けた妹 KAWAII LAB.の初選出2組

第76回NHK紅白歌合戦出場歌手発表会見に登場したFRUITS ZIPPER(撮影・浅見桂子)

諦めなかった姉と“バズり曲”で突き抜けた妹。同じKAWAII LAB.から選出された2組だが、道のりは少し異なる。FRUITS ZIPPERの代表曲「わたしの一番かわいいところ」は22年春のデビューとほぼ同時にリリースした楽曲で、その勢いで7人は駆け抜け、その後もキャッチーなヒット曲を連発。昨年はそんな“わたかわ”大ヒットからも2年以上が経過し、周囲も「今回ダメだったら厳しいかも」と漏らしていたところでの涙の落選だった。

それでもめげずに全力で仕事に取り組み続け、楽曲も「かがみ」や「はちゃめちゃわちゃライフ」などで変わらずSNSなどをにぎわせた。ライブも東京ドーム公演を実現させるまでに成長。努力のたまものでその舞台をたぐり寄せた。

CANDY TUNEはまねしたくなるダンスと、テンポ感の良い楽曲、前向きな歌詞で「倍倍FIGHT!」が大バズり。24年4月のリリース当初は今ほどではなかったが、TikTokでインフルエンサーが全身ダンス動画をあげたことなどがきっかけで人気となる現代風な広がりでブームを作った。ライブで披露する度に客席でもファンが楽しそうに口ずさみながら踊る1曲。NHKホールの盛り上がりも楽しみだ。【松尾幸之介】

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